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ポジティブに表現すると、相手に受け入れてもらいやすい

人にものを頼むときや褒めるときなど、相手が思うように動いてもらったり、感じてもらいたいですよね。 そんなときは、語順を意識しましょう。

つまり「ネガティブ → ポジティブ」の順にするのです。



食事や飲みに誘うとき、

「お酒の種類は多いんだけど、料理はいまいちな居酒屋いかない?」というより、「出てくる料理はいまいちなんだけど、お酒の種類が豊富なんだよ、飲みに行かない?」と誘われれば、少しくらいは行ってもいいかなという気持ちになりますね。


仕事を頼むとき、

「あそこの会社は、仕事が遅いよ」と言われたら、仕事を頼むのは躊躇するかもしれませんが、「仕事はのんびりだけど、丁寧だよ」といわれたら、その会社に発注してもいいかなと思いますね。

最後に長所をアピールしているところがポイントです。


ある患者さんに手術を受けさせたいとき、

「600人中400人が助かりません」と言うより、「600人中200人は助かります」と伝えたほうが手術を受けやすいのです。数字的には同じことを言っているのですが、感じ方がまるで違いますね。

焦点をどこに当てるかということです。



どんな物事を表現するにも必ず裏と表があります。わざわざ裏側のことを示すのではなく、明るい表側の意味をくみとってくれるような表現を心がけましょう。

つまり、どんな表現をするときにも、相手がポジティブに理解してくれるような言葉を使うのです。


裏を返せば、人をうまく誘導する方法でもあるんです。 相手が自分の意図通り動いてほしいのであれば、相手が受け入れてくれそうな表現を使いましょう。



参考:『人たらしになる会話術』 内藤誼人

書評 『トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術』 桑原晃弥

『トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術』 桑原晃弥


トヨタといえば、「カンバン」や「なぜなぜ」が有名ですね。 いくつかエッセンスをご紹介します。



桑原晃弥(くわばら てるや)さん

  • 慶應義塾大学卒
  • 業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社などを経てフリージャーナリストとして独立
  • トヨタ式の普及で世界的に知られたカルマン株式会社の顧問
  • スティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスなどIT企業の創業者や、本田宗一郎、松下幸之助など成功した起業家の研究をライフワークとする
  • 経済・経営ジャーナリスト



やり直し、手直しほど時間をロスするものはない

  • 「報連相」の徹底こそが「やり直しのムダ」を防ぐ
  • 「報連相」は、手直しや、やり直しを防ぐうえでとても重要
  • 進捗状況の見える化


準備をしっかりしないまま「とにかく速くやる」は本末転倒

  • どこに時間をかければ、最終的に素早く成果を出せるのか」をしっかりと見極めること
  • 絶対の自信をもって絶対の準備をするために時間をかける


時短を実現するには「日」を「時間」に変え、「時間」を「分」に変える

  • 時間の「単位」を変えれば、仕事時間はまだまだ短縮できる


圧倒的速さで問題の「真因」にたどり着く方法

  • 問題が起きた時、わかりやすい原因に飛びつくと早期に解決できるが、いずれ同じ問題が起きる
  • 真の解決には「真因」探しが大切
  • 「なぜ」を5回繰り返すと真因にたどり着ける
  • 一度や二度の「なぜ」では表面的な原因しかわからない
  • 三度、四度、五度と「なぜ」を繰り返すことで初めて「真因」にたどり着ける
  • 「なぜを5回繰り返す」は机上で行うのではなく、問題の起きた現場で、あらゆる可能性を探るもの


1つの問題に対して、解決策は複数案考える

  • 目的は1つだが、達成する手段は1つとは限らない
  • 1つの目的に対して、それを達成する手段はいくつもある
  • 1つの目的に対して、まずは考えられる限りのアイデアを出してみる
  • お金や手間、時間、効果などを比較検討したうえで、最善のものを選ぶ
  • 少し時間はかかるが「考える」「比較する」過程を経ると、本当の最善策にたどり着ける


「たとえば」をつけて質問すると、真の問題が発見できる

  • 問題やムダを見つけるためには「みる」力や「きく」力を高める
  • 「みる」には「見る」「観る」「診る」の3つがある
  • 「きく」にも「聞く」「聴く」「訊く」の3つがある
  • 「聞く」「聴く」「訊く」の3つを駆使して、問題やムダを発見する
  • 「問題やムダはあるのが当たり前。ないほうが問題だ」という意識で臨む


資料は「誰のため」「何のため」を考えてつくる

  • 資料を「紙量」や「死量」にしてはいけない
  • 「この資料は何のためにつくるのか」「誰の役に立っているのか?」を考えてつくる


改善は、どこまで自分事にできるかで結果が変わる

  • 他人事にしている限り、本当の改善はできない
  • 「自分たちの問題は自分たちで改善する」という気持ちになることが大切
  • これをやるのは自分の使命だ」という思いがあるからこそ、多少難しい課題でも人は挑戦することができる


「やる」のではなく「やり切る」

  • 成功するまで続けるから、成功する
  • 目標を立て、達成への計画を立て、実行に踏み切る以上、その計画は絶対に「やり切る」
  • 成果を上げるためには、ある種の執念というか、できるまでやるという「やり切る力」が欠かせない



トヨタすごいですね。いろいろな自己啓発のエッセンスが入ってますね。



『トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術』 桑原晃弥

書評 『運命を拓く 天風瞑想録』 中村天風

『運命を拓く 天風瞑想録』 中村天風


『運命を拓く 天風瞑想録』は「うんめいをひらく てんぷうめいそうろく」と読みます。拓くという漢字が難しいですね。 また、「中村天風」と名前もすごいですね。

人一倍元気な松岡修造さんが「僕の元気の素」といっているので、相当元気をもらえそうです。 当時不治の病であった肺結核を克服し、人間の命の本来の在り方を研究した方です。



中村天風さん

  • 天風会」を創始し心身統一法を広めた思想家、教育者、著述家
  • 本名は「中村三郎」
  • インドのヨーガの聖人「カリアッパ師」と出会い、そのまま弟子入り
  • 東京実業貯蔵銀行頭取
  • 統一哲医学会を創設、のちの「天風会」
  • 政財界の実力者や多くの著名人が師事
  • 東郷平八郎、原敬、北村西望、松下幸之助、宇野千代、双葉山、稲盛和夫、広岡達朗などが影響を受けた



内容的には、宇宙真理、霊魂などが、あたかも当たり前であるという考えが随所に出てきますが、フィルターを通してみても得るものはあるかなと思います。

古い書籍なのでとても読みにくいですが、じっくり読む価値はあります。

治らない病は、一生に一遍しかない」というフレーズが印象的でした。



天風の目覚め

  • カントの自叙伝」を読む
  • カントは一生治らない病気持ちだった
  • カントは「辛い、苦しいといわずに、自分のやりたいことをやりなさい」と言われた
  • それからカントは哲学を志し、大カントといわれる程の哲学者になった
  • 自分の生き方の誤りを天風は痛烈に感じた
  • その後「たとえ身に病いがあっても心まで病ますまい」という鮮烈な叫びとなって表現される


悟り

  • 悟りとは、自分の心が真理を感じたときの心の状態
  • 自分の努力で自分の心で感じるのも、人の悟りを1から聞いて自分の心に受け入れるのも、受け入れ方に相違があるだけ
  • 受け取ってしまえば結果は同じ
  • 真理を受け入れるときの心の態度が、悟りを開く上に密接な関係がある
  • 本来人間は、改めて真理をいろいろ説き聞かされるまでもなく、この世に生まれ出た時から絶えず真理に接し真理の中で生きている
  • 魚が水の中で生きていながらそれを知らないのと同様に、真理の中にいながら、自覚することができない
  • 心の中に雑念妄念があるためであり、本当に心が清い状態であれば、真理はすぐに発見できる
  • 安定打坐法」という特殊な坐禅法を行なうと、雑念妄念がたちどころに消え去っていく
  • 我々の生命の中にある肉体はもちろん精神生命も、心の運用いかんによって決定することが出来る
  • 人間の心で行なう思考は、人生の一切を創る」これが数十年来かかって考えて、ようやく悟り出した人間の生命に絡まる宇宙真理


霊魂

  • 現代の人間は、肉体が自分であると思っている人が多い
  • 人間というものは、その正体をつきつめていくと、何も見えない、また感じない、霊魂という気である
  • 霊魂が、現象界に命を活動させるために、その活動を表現する道具として肉体と心が与えられている
  • これを正しく理解し正しく応用した人にのみ、その命に限りない強さと喜びと安心と平和とが与えられる
  • 肉体が生きているのは、霊魂という気の力が肉体を活かしている
  • 人間の生命に与えられた活きる力というものは、肉体に在るのではなく、霊魂という気の中にある
  • 心というものは、人間の生命の本質であり、絶対に眼に見えない霊魂という気の働きに対する名称
  • 心の行なう思考は、すべて個人の命の原動力となっている霊魂を通じてその霊の本源たる宇宙霊に通じている
  • この絶対関係を真剣に考えると「思考は人生を創る」ということに断然結論される


積極的

  • 命の力を豊富に受け入れられる活き方とは、いかなる場合にも心の態度を積極的に保つこと
  • 要するに消極的にものごとを考えなければそれでよい
  • 積極か消極かというだけで、人生の幸福の宝庫が開かれるかどうかが決まってしまう
  • 言葉のすべてが、人生に直接的に影響する暗示となる」という大事な宇宙真理を絶対に忘れないこと
  • 同じことをいうのに積極的にいい現わせるはず
  • 「おお暑い、ますます元気が出るねえ」
  • もし言ってしまったら「ああ暑い、どうにもやりきれない」「と昔はいったけれど」とすぐそこで打ち消せばよい
  • 心の持ち方を積極的にしたということが、引っぱる力に押す力が加わるのと同じ結果になる
  • 反対に心を消極的にすればするほど、健康も悪くなり、運命も悪くなる


かわす

  • 腹の立つことがあろうと、悲しいことがあろうと、瞬間に心から外してしまえばいい
  • 走る車の中で、外の景色がスーッと行き過ぎてしまうのと同じ
  • 新幹線の列車にまともにぶつかれば粉々になるが、 ヒョイと身をかわせば列車はすうっと通り過ぎてしまう
  • 相手にしなければいい


信念

  • 人生にとって一番大事なことは信念である
  • 最初に、信念強くその希望が「実現する」と断定したときには、その事柄は霊の世界においてはもはや実在となっている
  • 花や実をもたせる種子と同様に、成育の法則に従って、やがて花や実が実現する
  • ヘブライのソロモン「人の本当の値打ちというものは、ただ、信念の二文字である」
  • 釈迦「信ぜざれば救う能わず、縁なき衆生は度し難し」
  • キリスト「まず、信ぜよ」


感情

  • 感情というものはその種類がいかなるものであろうと我々の肉体や人格に影響せずにはいられないように出来ている
  • 常に感謝と歓喜という積極的な感情を持っていれば、肉体や人格に積極的な非常に大きな良い影響を与える
  • 反対に、怒ったり、怖れたり、悲しんだりする消極的な感情や情念は、実に悪い影響を持ってくる
  • 中でも、恐怖というものは一番恐ろしいほどの印象力をもっている
  • 心配や悲観をする癖がつくと、何を考えるときでもやたらと取越苦労をする
  • 取越苦労をすると、物事をやたらと消極的におおぎょうに考える



自己啓発的には「プラスイメージ」「思考は現実化する」ということだと思いますが、『運命を拓く 天風瞑想録』では深く心に、霊魂にしみるように教えてくれている本だと思います。



『運命を拓く 天風瞑想録』 中村天風

「今日何をやるか」ではなく「どう生きるか」

成功するには、目標設定が大事であることは間違いないのですが、ここでもう一つの概念を取り入れましょう。

「どう生きるか」

という概念です。


通常は、大きな目標に対して、それまでの道のりにマイルストーンを置きスモールステップで簡単にできる目標を淡々とこなしてゆくというのが王道です。

スモールステップをこなし、達成感を味わいながら日々努力するというものですが、スモールステップというのは「何をやるか」という概念だけで「どう生きるか」という概念はありません。


何をやるか」だけですと、モチベーションを維持するのが難しいのです。

そのため、最終ゴールを達成したときのプラスイメージや、達成できなかったときのマイナスイメージを心に思い「よし、やるぞ!」とがんばります。


今回は、さらに「どう生きるか」「どう生きたいのか」というイメージをプラスすることで、さらにやる気に火をつけるのです。

例えば「時間を自由に使え、好きなときに起き、好きなときに寝て、好きなだけおいしいものを食べられる生き方」など。


限りある時間を無駄にしないために、「今日何をやるのか」ではなく「どう生きたいからこれをやる」と心の中で宣言してから目標に結びつく行動をしてゆきましょう。


「何をやるか」ではなく「どう生きるか」です。

書評 『一瞬で運命が変わる成功法則』 植西聰

『一瞬で運命が変わる成功法則』 植西聰


著者の植西聰さんは難しい字ですが「うえにし あきら」さんと読みます。 『一瞬で運命が変わる成功法則』によると、願望欲望をうまくコントロールすると良いそうです。願望と欲望は何が違うのでしょうか?



植西聰さん



願望とは

  • 夢や希望
  • 理性で比較的冷静に考えたもの
  • 例えば、「大金持ちになりたい」「痩せたい」


欲求とは

  • 本能的な衝動
  • 例えば、「食欲」「性欲」「睡眠欲」


成功するためには

  • 欲求で動かず、願望で動く
  • 願望を強く念じ、欲求は抑える



私は、願望をかなえるためにやりたいことがたくさんあるのですが、いつも眠気に負けてしまっていました。 やる気を出す方法やモチベーションを高める方法はよくあるのですが、「やる気があるのにできない」ことがよくあります。今回、その原因がわかりました。

やる気はあるのですが、欲求である「睡眠欲」に襲われて、願望につながる行動が阻止されてしまうんですね。


成功者は、願望達成のために欲求を抑えることができる人なのです。成功者になるには相当の努力が必要ですね。

欲求を抑える方法」について今度考えてみたいと思います。



『一瞬で運命が変わる成功法則』 植西聰

書評 『文章を整える技術 書いたあとのひと手間でぜんぜん違う』 下良果林

『文章を整える技術 書いたあとのひと手間でぜんぜん違う』 下良果林


文章を機械的にチェックするツールはいろいろありますが、そもそも良い文章を書けるようにならないといけません。 今回は、『文章を整える技術』から学んでみました。



下良果林さん

  • 早稲田大学社会科学部卒業
  • 大学在学中に女性月刊誌のフリー編集者として契約
  • Web編集者として商品ページ、Webコラム、メールマガジンの執筆
  • 年始販促の企画がヒットし、1本あたり最大7000万円以上当時最高額の売上を記録
  • ローソンにてECショップの新規立ち上げ・運営担当を経て、LPや販促チラシ、メールマガジンの執筆
  • 「引きつける」「売れる」「申込みが来る」文章力を確立
  • 独立し、ライター・編集者として、大手企業へのインタビュー記事やLPの制作、メールマガジンやブログの執筆代行



なぜ、あとから見直してみて「うわっ!」と思う文章になってしまうのか

  • 時間をおいてから読み返してみると、文章のつながりの悪さや誤字脱字、表現の重複が目立つ
  • 書いてから十分な作業をせずに終えてしまうから
  • 書いたあとにするべき作業、それが「推敲」
  • 文章をじっくり吟味し、より良くするために何度も練り直すことを「推敲」と呼ぶ


二次稿 = 一次稿マイナス10%

  • 悪くはないが、冗長
  • もっと切りつめたほうがいい
  • 文章を「足す」のではなく「削る」
  • テンポをよくするには、刈りこまなければならない


推敲が大切

  • 時間と手間をかけて推敲されたものは「納得性」となって作品に現われてくる
  • 文章のプロほど「書いたあと」の作業、すなわち推敲を大切にしている
  • もしかしたら、文章のプロは「文章が上手い」のではなく「手直しにじっくりと時間と手間をかけ、文章を読みやすく整えている」だけかもしれません


推敲とは読者への「思いやり」

  • 読み手に対する親切心をもって、どの表現がもっとも読者に伝わりやすいかを徹底的に考え、手を入れる
  • 書いている間は読者のことまでは考えられないが、書き終わったら読者になった気持ちで読み返す
  • 「思いやり」のない文章が、読み手に好印象を与えられるはずはない
  • 思いやりの心をもって文章を読みやすく整えることが重要



文章も、相手の立場に立つことが大切なんですね。



『文章を整える技術 書いたあとのひと手間でぜんぜん違う』 下良果林

思い込んでいませんか? 思い込みで制限するのはやめましょう。

サーカスなどにいる象は、くさりにつながれていて逃げないようになっているのですが、象が本気を出したら簡単に逃げることができてしまいます。

それでも象が逃げないのは、小さいときに何度も逃げようとしたができなかったという過去の思い込みがあるからです。 このお話は、結構有名なので知っている方は多いはずです。


子どものころの夢を思い出してみてください。

「パイロットになる」「サッカー選手になる」「作曲家になる」などの夢を持っていたと思います。私は本気で「ウルトラマンになる」という時期もありました。

でも、そのあこがれは薄れてしまったのではないでしょうか。大人になるにつれて現実がわかってくると「無理だよね」と決めつけてしまいます。

成功できる人は「本当は無限の可能性が広がっている」ということを信じています。


ノミはびっくりするくらいジャンプできますが、小さな容器に入れてジャンプの度にぶつかっていると、容器から出してもその高さまでしかジャンプしなくなります。


盆栽の松は海岸に生えている立派な松と同じです。盆栽という小さな容器に入れているから、あのサイズで成長が止まるのです。



思い込みで、自己制限をかけてしまうと、そこで止まってしまうのです。

無限の可能性を信じて、思い込みを捨て去りましょう



参考: