報連相とは、報告、連絡、相談のことを言いますが、社会人の基本中の基本とも言えます。 報告は過去の事象を、連絡は現在の事象を、相談とは未来の事象を取り扱います。
- 報告 → 過去
- 連絡 → 現在
- 相談 → 未来
報連相ができないと
- イキイキと仕事ができない
- ミスやトラブルが増加
- 仕事のスピードがダウン
- 周りからの信頼度が減少
- 仕事がつまらない気持ちになる
- 上司と部下の関係性が悪化
- チャンスが回ってこない
報告は義務ですが、連絡、相談は主体的なものになります。
報連相をよく理解し、うまく活用することで、仕事を円滑に進め、仕事力を高め、自分自身の成長につなげる事ができるのです。特に相談ができていないケースが多いので、相談ができる社会人になりましょう。
報告とは
- 過去の情報
- 義務的
- 仕事の結果、課題、進捗状況を伝える
- 報告までが仕事
- 返事の「はい」は最初の報告
- 事実を正確に正直に報告する
課題や遅延の報告が早いと、上司はすぐに対策や助けを出すことができます。マイナスの報告が自分自身を助けることになるので、恐れずに上司に頼りましょう。
連絡とは
- 現在の情報
- 自主的
- 情報の共有
- 関係者全員に行なう
- 曖昧さが無いように、誰が聞いても読んでも同じ解釈になるように伝える
- 重要な情報は、相手に確実に伝わったか確認する
チームで物事を進めるためには、正確な情報の共有が必要です。連絡を受ける場合も確認し正しく受け取りましょう。
相談とは
- 未来の情報
- 自主的
- 迷った時に、困ったとき、上司や先輩などにアドバイスをもらう
- 後輩にも相談する
- 悩んでいるならすぐ相談
- 自分の意見をもって相談
上手な相談は、上司や後輩に限らず、相手を尊敬しているあらわれでもあるので、周りとの関係性がよくなります。 相談は、コミュニケーションの潤滑油です。
報連相の中では、特に、相談をうまく活用し、良い仲間作りを目指しましょう。 方向性がずれていないか、まめに相談することで、手戻りが劇的に減り、周りの求めていることと自分がやっていることが一致し無駄のない仕事ができます。そして、信頼度が高まり出世につながるのです。
2021/06/17