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心を開くところから始めるコーチング

嫌な人や、見ず知らずの人に命令されても「はい、わかりました」とはなりませんよね。

上司と部下、親と子供、私とあなた、それぞれ、気持ちよく自発的に自分の思う通りに行動してもらうにはどうすればいいでしょうか?


それには、まず相手に自分を受け入れてもらえる土台を作ることです。 これが、コーチングの入口になるのです。


コーチングとは、会話によって、相手に新しい気づきをもたらし、考える視点や行動の選択肢を増やすことで、目標達成に必要な行動を促進します。つまり、コーチングとは「自発的行動を促進するコミュニケーション」ということです。

くどいかもしれませんが、コーチングを受ける相手が、自分の体験や技術を活用しつつ、問題解決できるように導き、指示通りやらせるのではなく、本人に自発的に行動させることであり、最終的には、自ら考え行動する自立型人間に育ってもらうことなのです。

自分のためにもなり、相手のためにもなるありがたいスキルなのです。



コーチングは会話を介したコミュニケーションです。 コーチングを成功させるためには、まず、自分の話をしっかり聞いてもらい、相手に打ち解けてもらう必要があります。

コーチングを行う以前に、相手の心を開いておく必要があるのです。


どんな有益な情報でも、相手の心の中に、コーチングをする人を受け入れる受容体がなければコミュニケーションは成り立ちません。

「コーチングの研修を受けたけどうまくできない」という場合は、相手に受け入れ体制ができていないことが原因なのです。

そんな時は、Iメッセージがとても効果的です。 まずは世間話や同じ趣味の話などをIメッセージを使って会話を始めてみましょう。



参考

書評 『たった400字で説得できる文章術』 樋口裕一


たった400字で説得できる文章術』樋口裕一


樋口裕一さん

  • 多摩大学教授
  • アフリカ・フランス文学翻訳家
  • 小論文・作文通信指導塾「白藍塾」塾長
  • 予備校の教壇に立ち受験生を指導
  • カリスマ講師として人気
  • 音楽評論家としても活動
  • ベートーヴェンの交響曲第九番のCDを200枚以上所有
  • ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』を40種類所有
  • 250万部のベストセラー『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)
  • 樋口裕一 作品一覧(https://amzn.to/2CRHWl1)


Amazonの作品一覧をみればわかりますが、小論文の本をたくさん書いています。 音楽評論家でもあり、第九のCD200枚以上とは、驚きです。

では、『たった400字で説得できる文章術』の中から、3つほどご紹介します。



文章語で書くのが原則

  • 仲間うちの手紙などを除いて、会話調や流行語は避けるべき
  • とか」を多用するべきではない
  • 「、、、している」 → 「、、、してる」
  • 「だが」 → 「だけど」
  • 「られる」 → 「れる」



「れる」「られる」の簡単な使い分け

  • 命令形が「れ」で終わる言葉に対しては「れる」
  • 命令形が「ろ」で終わるものについては「られる」
  • 「投げろ」 → ○「投げられる」、×「投げれる」
  • 「見ろ」 → ○「見られる」、×「見れる」
  • 「生きろ」 → ○「生きられる」、×「生きれる」
  • 「走れ」 → ○「走れる」、×「走られる」
  • 「放れ」 → ○「放れる」、×「放られる」



抽象的と具体的

クローズアップだけでは、今どのような状況なのかがわからない。映画は、カメラが対象に近づいたり、遠ざかったりして、物語を説明し、登場人物の心を描いている。

それと同じで、抽象的に書いてズバリと遠くから物事を捉え、それをもっと近くから具体的に説明していく必要がある。

カメラが近づいたり遠ざかったりして、物語を説明するように、文章の場合は、抽象的に書いたり、具体的に書いたりして、事柄を説明していく。



なんとなく知っていたり、そうしたりしていることに対して、再認識できた感じです。



たった400字で説得できる文章術』樋口裕一

SMARTではなく、グタイテキニ

SMARTの法則はご存知でしょうか?

SMARTとは、目標設定のやり方を英語の頭文字で表したものです。 この英語というのが思い出しにくく、イマイチ使えない指標でした。

しかし、日本語で同じような素晴らしいものを見つけました。


まずは、SMARTのおさらいから。 SMARTとは、目標設定の大事な5つの要素の頭文字をとったものです。


SMART

  • S:Specific
    • 具体的に
    • 誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で書く

  • M:Measurable
    • 測定可能な
    • 目標の達成度合いが本人にも他人にも見えるように定量化して表す

  • A:Achievable
    • 達成可能な
    • 希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容か

  • R:Related、Relevant, Realistic
    • 目標に関連した、価値観に沿った、現実的な
    • その目標達成が何に関連しているかを意識する

  • T:Time-bound
    • 期限
    • いつまでに目標を達成するか



なるほど言っていることはよくわかりますが、英語なのでパッとイメージしにくいです。 ということで、「具体的に」 → 「グタイテキニ」です。


グタイテキニ

  • グ:具体的
  • タ:達成可能な
  • イ:意欲
  • テ:定量化
  • キ:期日
  • ニ:日課


とってもわかりやすいですよね。

抽象的な表現では行動が鈍ってしまうので、具体的に表現します。箇条書きにするとよいです。

高すぎる目標は、途中でくじける原因です。手に届きそうで届かないギリギリのところを狙いましょう。

意欲が持てるようにするには、理由をしっかり考えることです。

ただやるのではなく、日数や回数など、なるべく数値化して達成度が見えるようにしましょう。

期日を決めないと、いつまでたっても目標は達成できません。

習慣化し、常に意識して行動できるような方法を考えましょう。



これからは、「SMART」ではなく「グタイテキニ」ですね。