『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』 西岡壱誠
偏差値35の筆者が東大合格!。 そのノウハウを教えてくれます。
西岡壱誠さん
- 現役東大生
- 偏差値35から東大を目指す
- 崖っぷちの状況で開発した「思考法」「読書術」「作文術」で偏差値70、東大模試で全国4位
- 在学中の2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立
- 全国6つの高校で「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施
- 教師には指導法のコンサルティングを行っている
- 静岡県沼津市の誠恵高校では理事長付学習特別顧問
- YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営
カーネル・サンダース
- ケンタッキーフライドチキンの創業者のあのヒゲのおじさん
- 本名は、「ハーランド・デーヴィッド・サンダース」
- 「カーネル」というのは「colonel(軍隊の)大佐」という意味
- 「カーネル・サンダース」というのは、「サンダース大佐」
- このエピソードを聞いたら、「colonel = (軍隊の)大佐」だと覚えられる
- 普通に勉強していても 「colonel」という英単語を覚えることは難しい
- 記憶力が優れている人というのは、実はこういう「変換」がうまい人に他ならない
「既知」と「未知」を結びつける
- 人は、自分が知らないことは理解できない
- 自分の既知の情報と結びつかなければ、未知のものを受容することはできない
- 説明のうまい人は、相手の「既知」に合わせて物事を語ることができる
- 知らない事柄を「自分が知っている事柄」と結びつけて考えると、理解が格段に早くなる
- もっともわかりやすいのは、「たとえば」という説明の仕方
- 抽象的な物言いではなく、みんな経験があるような具体的な例、難しい概念ではなく誰もが知っている簡単な例で説明する
- 説明のうまい人は、うまい例をすぐに思いつくことができる
「手段」ばかりを見るのではなく、「目的」のほうをこそ、しっかり考えないといけない
- 多くの人は、「目的」がふわっとしたままで「手段」ばかりを考える
- 目的を明確化しないままで「手段」に取り組み、いつのまにかその手段を一生懸命やることばかりに目がいってしまう
- 「とりあえず1冊参考書を終わらせた」「100件電話した」と、手段は達成できても、目的と結びついていないから結果につながらない
目的を意識するには
- 自分がこれからする話に、「タイトル」をつければいい
- 「タイトル」とは、これからどういう内容を語るかを示す「旗」のようなもの
- 「タイトル」があって初めて、中身が輝く
何事においても本質があって、それを理解したほうが習得も早い
- 麻雀というゲームの本質
- 麻雀は、いかに自分が上がるかというゲームじゃなくて、いかに相手を下ろすかというゲーム
- 麻雀に強くなろうと考えれば考えるほど、この意味が理解できるようになる
- 要は、自分が勝つのではなく、相手に勝たせないようにしようと考えたほうが強くなれる
『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』 西岡壱誠
2025/04/17