「すぐやる」ということにフォーカスしてみます。
あらゆる選択肢は、速いほうを選ぶ
「中華料理か、寿司か?」「行くべきか、行かないべきか?」などなど、選択をしない日は無いのではないでしょうか。 そんなとき、選択に困ったら、「速い方を選ぶ」という考え方があります。
「中華料理か、寿司か?」という場合、中華料理でおすすめの料理が1時間待ちで、ものすごくお腹が空いているなら、美味しいものより、すぐ食べられるものを選択します。
この場合は、条件があるので速い方を選ぶ事が多いと思いますが、すぐできる、すぐもらえるなど、条件がそろっていなくても速い方を選ぶと良いことが多いです。
楽しいことは、スピードを上げた時に出会える
決断に迷っていると、チャンスを逃してしまいます。
例えば、行列のできているおいしいお店があった場合、どうしようか迷っているうちに行列はどんどん長くなってしまいます。
料理はできたてが一番おいしいですが、インスタに載せるために写真を撮っていては、熱々の料理も冷めて美味しくなくなってしまいます。どちらが優先度が高いかによりますが、美味しい料理を食べたいのであれば、出されたらすぐにいただくことです。
私も料理をしますが、子どもに「ご飯だよ、早く来て」と言ってもすぐに来てくれません。味噌汁もおかずも熱々で美味しい状態になるように手順を考えて作っているのに台無しです。
私の対策としては「あと7分後にごはんです」などとあらかじめ言っておきます。すると自分から来てくれる事が多いです。
お寿司屋さんでも同じです。お寿司は握って出されたらすぐ食べるのが粋です。寿司を置きっぱなしで話に夢中になっているとネタは乾いてしまいます。お寿司屋さんとしては悲しいですよね。
上記の例は少し強引だったかもしれませんが、美味しいこと楽しいことに出会うためには、すぐやることです。すぐやったことの中に楽しみは生まれるのです。
ということは、退屈なことは、スピードを上げればよいのです。
先手を取ると、仕事は楽しい
楽しい仕事は作業と違います。先手を取る仕事は楽しいのです。 言われてからやるのと、言われる前にやるのとの違いです。
指示されるより、自分で考えてやったほうが楽しいですよね。
フロアスタッフの例ですが、「お水、おかわりください」と言われてから水を注ぐのと、「あ、水が無くなりそうだから入れてあげよう」と思って言われる前に水を注ぐのでは、自分の気持ちが全く異なると思います。
「すぐやる」ことで得なことやうまくいくことが多いのは事実です。 迷ったら「すぐやる」を実行しましょう。