子どもに使ってほしくない言葉ってありますよね。 そんなときは、スマートに対応して、切り抜けてしまいましょう。
よくある言葉の例をあげてみます。
ムカつく
「ムカつくんだよあいつ」
「なんで、頭にきたの?」
ウザい
「ウザいよ」
「なんで、うっとうしいと思ったの?」
キモい
「あいつ、キモいんだよ」
「そっか、一緒に遊ぶ気分ではなかったんだね」
ビミョー
「ビミョーなんだよね」
「どんなところが変なのか教えて」
困った言い方を違う言葉で置き換え、どんな気持ちなのか、具体的な理由や感情や状態を言葉で言えるように誘導してあげます。
ムリ
「そんなのムリだよ」
「難しいんだね。じゃこれだけやってみるのはどう?」
「なんでできないのよ」といった、親の感情的な返答は、子どもが理由を話す気をなくしてしまいます。 また、責められる言い方も、子どもは感情的な言葉でしか返せません。
子どもの言い訳を受け止めたうえで、子どもができそうな具体的な方法を提案してあげましょう。
「じゃ、自分の靴だけならできる?」
「今はムリなのね、いつならできる?」
親がケンカを買ってしまっては、感情のぶつけ合いになってしまいます。なるべく親は我慢して冷静に対応することが大切です。
とは言っても、親も人間ですので、カッとなってしまうこともあり、なかなかできるものではありません。もしそうなってしまっても「冷静に対応しなくちゃいけないという気持ち」だけでも、持つことが大切です。
初めから100%できることは望まずに、1%から始めましょう。
おすすめの子ども教育情報誌(私も定期購読していました)
2018/10/07