「コツコツと努力をすること」は大事であるということを、数字のマジックを利用すると、とても説得力のある話にすることができます。
部下にプレゼンをする場合や、子どもを諭すときなどに使ってみてください。ただし、中学生以上の数学レベルがないと理解できませんので、小学生にはちょっと難しいですね。
「コツコツと努力をすること」は大事であり、「少しずつさぼってしまうこと」は良くないということを数学的に論じます。
「指数計算がなぜ当てはまるのか?」「足し算や引き算なのでは?」など細かい疑問はありますが、なぜかなるほどと思ってしまいます。
「1.01の法則」
- 1.01の365乗=37.7834
- 1日0.01の努力をコツコツし続ければ、1年後には約38倍にもなり、大きな力になる
「0.99の法則」
- 0.99の365乗=0.0255
- 1日0.01だけ少しサボることをし続ければ、1年後にはほとんど力がなくなってしまう
「0.99の法則」をプラスに捉えると、タバコや間食など、やめたいことを当てはめるといいですね。
1の365乗=1となり、毎日同じことをしていても、1年後も変化がないとなってしまいますが、これはちょっと違いますね。頭のいい子に説明したら、切り返されてしまうかもしれません。
こんなお話もありましたね。
ご褒美をもらうことになった男が「初めは米一粒。その後は毎日、前日にもらった米の二倍の米を下さい」と言いました。その場で計算出来ないととんでもないことになってしまいますね。
更に、わずか0.1mmの紙を42回折ると、その厚みは、月に届いてしまいます。 物理的には不可能ですが、0.1mm×2の42乗=約44万Kmとなり、月までの距離38万Kmより大きくなりますね。
おもしろいですね。素直に、数字のマジックを楽しんでみてください。
2018/10/17