巷では『ざんねんないきもの辞典』というものが流行っていますね。


人間はどうでしょうか? やっぱり「残念な人」っていますよね。 自分が「残念な人」にならないためには、 「残念な人」とはどうゆう人なのか、わかる必要があります。


「残念な人」とは、勉強ができない、仕事ができない、怠けているという人ではないんです。

能力もやる気も十分あるけど、結果が出ない人なんです。
なぜ、結果が出ないのでしょうか。いくつか例をあげてみます。

  • 自分の役割がわかっていない
  • 何を求められているのか理解できていない
  • 自分で勝手にゴールを決めてしまう
  • 知らず知らずに、本当の目的とは全く別の方向に進んでしまう
  • やらなくて良いことを一生懸命やってしまう
  • 上司にとって何が大事かをよくわかっていない

  • 自己中心的
  • 人と協力して仕事をするのを嫌がる
  • 人のいらだちがわからない
  • 頑固で、絶対に譲らない
  • 組織の利益より自分の利益
  • 人の意見をすぐに否定する
  • つねに人のせいにしている
  • 一貫性がない

  • ひとりで仕事を抱えてしまう
  • 人に仕事をまかせられない
  • 必要以上に細かすぎる
  • 既存のやり方に固執する
  • 融通が利かない
  • 変化を嫌がる
  • 異性や異なる立場の相手を軽視する


当てはまる事はありますか? 自分自身ではよくわからないと思います。 「そういえば、よく言われるな」と思うことや、実際に他者に聞いてみるとよいです。


上記を無理やり一言でまとめて表すと、「プライオリティ」ということになると思います。 「残念な人」とは、プライオリティを上手く付けられない人なんです。

よく「料理をするとよい」と言われます。 レシピ通りに効率よく料理を作るには段取り力が必要だからです。


なぜか、頑張っても頑張っても認められないという人は、たくさん料理を作ってみてください。 そうすれば、段取り力が養われ、上手くプライオリティ(優先順位)づけができるようになります。



何が大事なのか? 何から始めればよいのか? よく考えてから実行しましょう。
そうすれば、「残念な人」になることはありません。

2018/04/27