『1%の努力』 ひろゆき
この本には、たくさんのヒントが散りばめられています。 何かを始めて儲けたいのであれば、絶対に読むべき本です。そしてなにが大事かを噛みしてながら読んでみてください。得るものがきっとあるはずです。
ひろゆきさん
- 本名:西村博之
- インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設
- 株式会社ニワンゴの取締役管理人
- 「ニコニコ動画」を開始
- 英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人
- 「ペンギン村」をリリース
必要なのは、お金や時間ではなく「思考」
- 工夫を取り入れ「やり方」を変えられること
- ヒマを追求し、「何か」をやりたくなること
- つまり、自分の頭で考えるということが大事
- スケジュールを埋めず「余白」を作る
- 努力でなく「やり方」を変える
偏見がインプットに変わる
- 小さな意識のズレは、人を排除することにつながりかねない
- 違和感を楽しめる思考や目の前のことを楽しめるスキルは、長い人生でもきっと役に立つ
片手はつねに空けておけ
- 少なくとも片手は空けておかないと、チャンスを掴むことはできない
- 「努力で解決しよう」「頑張ればなんとかなるかも」と考えている人は、つねに両手が塞がっていてチャンスを取り逃がす
- チャンスを掴む練習より、いつでも掴める状態にしておくことのほうが重要
優先順位の考え方
- 大事なことが多すぎて、頭の中がぐちゃぐちゃになる人も多い
- 理由の1つは情報が多いから
- 「それは修復可能か?」という判断軸で、修復が可能だったら、後回しにしてもいい
- 不可逆的に戻らないものを優先させると後悔が減る
- 優先順位を決めるための思考法を持っておくと人生に有利
できることを仕事にする
- アイデアをアイデアとして終わらせないためには、現実的にできる「落としどころ」を考える
- 「やりたい」と思えることを思いついたときに「実行できるレベル」まで落として考える
- 「それに必要なスキル」が何かを考える
- 「やりたいけど、できない」「できるけど、やりたくない」に分けられる
- 「やりたい」よりは「できる」から始めて、少し背伸びするくらいのレベルにすればいい
- 「やりたい」と「できる」の間を徐々に埋めるような感覚
好きを仕事にするのは、おすすめしない
- 「できる」に「好き」という感情が絡むと、少しめんどくさい
- センスの領域に入ってしまい、趣味にするのはいいが、安定収入にするのには向かない
- 好きなことはどんな体験なのか考える
- 「ゲームが好き」 → 「ゲームを作りたい」 → 「何も考えずに没頭できる仕組みを生み出したい」
どこにいるかが重要
- 「場所」、特に「どこにいるか」を常に見るようにしている
- そして、場所を提供できる立場にいたいと思っている
- 「場所があれば、人は動きはじめる」
- ウェブサイトの場合、「仕入れ」をしなくても、ユーザーが勝手にコンテンツという商品を置いていき、別のユーザーがそれを消費する
- 無料で置いたものが無料で売れているが、人が集まっているので、広告ビジネスが成立し、ウェブサイトの管理者は「ほぼ何もしなくても」稼ぐことができる
- メルカリや食べログなども、その本質は変わらない
- そのウェブサイト自体に価値があるのではなく、無料で集まっているコンテンツのほうに価値がある
- 人々は勝手にサイトがすごいと思ってしまう
- 自分にとって頑張らなくても結果が出る場所に行ったほうが絶対にうまくいく
- 競争のいらないところに張る
逆張りで考える
- 「男ですが秘書検定1級を持っています」、出版社の面接で「紙の時代は終わったと思います」こういうことを言えるのが、逆張り思考
- ちょっと違う視点からモノが言えれば、一気に抜きんでることができる
- 常に斜に構える必要はない
- 一度、頭の中だけでも逆張りで考えてみることをクセにしておいたほうがいい
- 「逆にこういうのはどうですかね」と、前置きした上で、口に出して発言をしてみる
現場レベルのサブスキルを持っておく
- 僕にとってプログラミングはサブスキル
- これをメインにしてしまうと、結局、ただのシステム屋さんになってしまう
- メインスキル(マクロな経営視点)とサブスキル(ミクロな現場視点)両方持ち合わせることが強みになる
- サブスキルは、軸として持っておくようにしよう
- サブスキルというのは、言語がわからなくても仕事ができることなど
- ドイツ語を話すことはできないが ドイツの会社に入ってプログラミングの仕事をすることはできる
- 僕より能力の高い優秀なプログラマーはたくさんいるが、やっていることが儲からないから、結果として評価されていない人はたくさんいる
天才か変人か
- 圧倒的な能力があっても、その能力を評価する構造が社会にあるかどうかで、天才か変人かは変わってくる
- 社会のニーズに合わせにいけるかは重要
- 能力値の絶対的な高さとは別の話
なくなったら困る体験は何か?
- ニーズを見誤るな
- 自分にとって「これがなくなったらイヤだな」と思えるもの、そこにニーズが隠れている
2025/09/17