一言足すだけで良いコミュニケーションがとれるなら安いものですよね。

「おはようございます」のいつもの挨拶ではなく、「おはようございます。今日も暑いですね」と言ったほうが、ちょっとだけ会話が楽しめますよね。


ちょっとしたひとことをプラスするだけで、いつもの表現が魅力的になり、相手がもっと話したくなります。自分の印象もアップし、安心感・信頼関係が生まれ、いい事づくしです。



相手を気遣う一言を付け加える(体調不良で休んでしまった女性に対して)

  • 会社の先輩がかけたことば
  • 「大丈夫大丈夫、やっておくから気にしないで。私のときもよろしくね!


相手を気遣う一言を付け加える(担当を頼まれた場面)

  • 単に「承知しました」ではなく
  • 「はい、喜んで私が担当いたします」
  • 私でお役に立てるなら、ぜひ!


相手を気遣う一言を付け加え、さらに、罪悪感を与えないようにし、負担を相手にかけていません。素晴らしいですね。



相手に同意するとき

  • 自分を主語にして伝える
  • 「私は賛成です。A案でいきましょう」
  • 提案者と自分は同じですよと伝えることで、提案者をいい気分にさせます


感謝を伝えるとき

  • 何に対してなのかを伝える
  • 単に「ありがとうございます」ではなく
  • 「いつも気にかけてくださって、感謝しています」
  • 「手伝ってくださり、本当に助かりました。お心遣いに感謝します」



ちょい足し言葉の例

  • 「私もよくやるんです」
  • 「どうでしたか?」
  • 「気づけてよかった」
  • 「おことばに甘えて」
  • 「お手間を取らせてしまい」
  • 「お手数をおかけしますが」
  • 「差し支えなければ」
  • 「いま、お時間いいですか?」
  • 「急ぎではありませんので、お時間のあるときに」
  • 「せっかくのお誘いなのに残念です」
  • 「また次の機会にぜひ」
  • 「お互いさまですから」



スムーズにちょい足し言葉を言えるようになると、かっこよく、人間関係もよくなりますね。


参考:『さりげなく品と気づかいが伝わる ちょい足しことば帳』 今井 登茂子 (著)

2025/08/17