部下のやる気を上げ、部下を大きく育てるには、「承認」という行為が大切です。 「認めてもらっている」「信じてもらっている」というだけで人は変わるのです。
もし、承認もフィードバックもない場合
- 「これでいいの?、やっていいの?」
- 「不安だ~」
- 「あー、失敗したから叱られた。やらなきゃよかった」
- 「もう、やらない」
承認は、ポジティブなフィードバックが大切です。
ポジティブフィードバックとは、相手の成長を願うコミュニケーションです。 結果が出ている部下、まだ出ていない部下、叱りたくなる部下にも「肯定的に」思いを伝えます。 未来に目を向ければ、誰にでも期待できます。
そして4つの承認があります。
- 結果承認
- 行為承認
- 存在承認
- 可能性承認
小さなことでも言葉にして「頻繁に」「すぐに」「どこでも」「具体的に」「ポジティブに」伝えるのがコツです。
結果承認
- 「契約を決めてくれてありがとう」
- → 「やった! 褒めてもらえたぞ」
行為承認
- 「先方に説明に行ってくれてありがとう」
- → 「挑戦を認めてくれるんだ」
存在承認
- 「アドバイスできるかもしれないから、相談してくれよ」
- → 「気にかけてくれているんだ」
可能性承認
- 「次は顧客対応に気を付けて契約を取ろうね」
- → 「信じてもらっているんだ。改善してがんばるぞ!」
参考
『国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック』 ヴィランティ牧野祝子
2023/12/17