書評 『娘のトリセツ』 黒川伊保子 いきなり5W1Hを言ってはいけない編 - gogoGrandSmile
うまく家族とコミュニケーションを取るテクニックです。娘と、嫁と、ぎくしゃくしていたらぜひ活用してみてください。
「話の呼び水」
- 「相手のことを尋ねる」のではなく「こちらの話」から始める
- 「自分が感じたこと」「自分に起こったこと」をちょっと話す
- すると、相手のことばが溢れてくる
- それを楽しむのが、コミュニケーション
- 「話の呼び水」を使えば、家族は、きっといつまでも仲良くしていられる
「話の呼び水」には、3種類ある
- 1つ目:「相手の変化に気づいて、ことばにする」
- 2つ目:「自分に起こった出来事を話す」
- 3つ目:「相談する」
- 「相手の変化に気づいて、ことばにする」は、女ごころに響く
相手の変化点に気づいて、ことばをかける4つのテクニック
- 褒める
- 気遣う
- ねぎらう
- 感謝する
褒める
- 相手のポジティブな変化点を察知
- 「髪型、変えた?」
- 「なんか、嬉しそうだね」
- 「そのスマホケース、カワイイね」
気遣う
- 相手のネガティブな変化点を察知
- 「元気ないね、大丈夫?」
- 「それ、僕がやろうか?」
- 「目の下にクマがあるね」「髪がばさばさだね」というような具体的なことは指摘してはいけない
ねぎらう
- 相手の状況に気づく
- 寒い中、歩いてきた相手に「寒かったでしょう?」
- 買い物から帰ってきた妻に「重かったよね」
感謝する
- 相手が自分のためにしてくれたことを察知
- 「あ、僕の好きなナスのカレーだね」
- 「シーツ換えてくれたんだ」
- 「宅配便、受け取ってくれてありがとう」
一言でいうと「思いやり」ですかね。
2021/10/17