アナウンサーの加藤綾子さんと水卜麻美さんが、なぜ人に好かれるのか? それを、若槻千夏さんが納得のいく答えを示しました。

それは、人の話を聞いているということだそうです。

「あの2人がずば抜けているところは、だいたいアナウンサーの人って次の進行を気にしたりして台本を見ちゃう。私がしゃべってるときとか。だけど、私の話すら一生懸命聞いてくれて、声を出さずに笑ってくれる。声を出しちゃうとほかの人の邪魔になるんですよ。声を抑えても、“あなたの話をこんな聞いてますよ”感をちゃんとあの2人は出してくれている」

「一方、次の台本を見たり、カンペをチェックしたりしている。そういう人って結局ランキングに入ってないなって気づいた」

『カトパンと水卜アナが好かれる理由…若槻千夏の分析にダウンタウン納得』


素晴らしい分析ですね。 ただ聞くのではなく、ちゃんと聴くことが大切です。


よくある2つの悪い聞き方があります。

相手の話を聞いてる間、自分がその会話とは関係ない何か別のことを考えている。 まったく、相手の話に注意を払わず、ただ音楽のように会話が流れている状況です。

もう一つは、 相手が話し終えようとしてるときに、自分が次に何を言おうか考えている。 自分が話したい事がある場合には、こうなりがちです。

このような聞き方では、もう面白いことがあっても何も話してくれなくなってしまいますね。


相手の言ってることを本当に理解しようと思って話を聞くことが大切です。 聴くという行為を何気なく行わず、以下の項目を意識してみましょう。

  • 体を相手に向ける
  • 相手と目を合わせる
  • 相手の話にうなずく
  • 共感の気持ちを表す
  • 口を挟まないで聞く
  • 話の内容に関心を持つ
  • 一生けん命集中して意識して聞く


一言で言うと「目を大きく見開いて、瞳を輝かして聴く」ということでしょうか。

2019/07/17