人の一生は限られています。
本当にやりたいことに時間をかけていますか?

重要なことを優先していますか? 「7つの習慣」では、緊急ではなく重要なことこそ一番大事であると言っています。


「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー



7つの習慣」のなかから「大きな石」というエピソードを紹介します。 下記の物語を頭でイメージしながら読んでみてください。


普通のバケツ、砂、数センチの小石、こぶし大の大きな石があります。

ある生徒に「このバケツの中に、これらの砂や石を入れてください」と先生が言いました。

生徒は、バケツの中に、まず砂を入れました、次に小石をいれ終わり、大きな石を入れ始めました。しかしバケツには全ての大きな石は入れられませんでした。


先生は、それらを全て取り出し、バケツを空っぽにしました。

先生は、バケツに中に、まず最初に大きな石から入れはじめました。 大きな石は全て入りました。次に小石を入れました。最後に砂をバケツに入れました。 先生は、少しバケツをゆすり、大きな石の隙間に小石や砂を落としました。

全ての砂、小石、大きな石はバケツの中に入りました


先生は生徒に「何か感じるものはありますか?」と問いかけます。



みなさんはいかがでしょうか? 私はこの話を人づてに聞いて衝撃を受け、すぐさま「7つの習慣」を読みました。


7つの習慣」では、このバケツを一週間とし、その中に入れる砂や石が一週間に行う予定を意味しています。大きさはその予定の重要度を表しています。

例えば、砂は、なんとなく見てしまうTVやネットサーフィンです。

大きな石は、自分の将来に大きく関わることや自分にとって価値があることがらです。 例えば、子どもとの時間、自己啓発、将来に向けた夢実現のための作業などです。


小さな細々した予定を先にしてしまうと、重要で大事なことが半分も終わらないうちに一週間が過ぎてしまいます。つまり自分にとって重要な事は先送りされてしまうのです。いつも後まわしにしているとそれは永遠に入れられなくなってしまいます。


さて、答えを聞いたあと、いろいろな大きさの石をどのような順にバケツに入れたいですか?

バケツの単位は、一日でも一生でもかまいません。「大きな石」のお話は、限りある時間を効果的に過ごし、充実した日々を送るためのわかりやすい教訓なのです。

自分の人生の最後に「もっと稼いでおけばよかった」という人はいないはずです。 「家族ともっと笑って、一緒に過ごしておけばよかった」と思うのではないでしょうか?



充実した人生をおくるため、 自分にとって「大きな石」が何なのかを見きわめ、それを優先的にバケツに入れていくことを日々考えて計画し、「大きな石」から行動していきましょう。

2016/04/27