スコトーマという言葉を聞いたことがありますか? 苫米地英人さんがよく使っていますが、 スコトーマとは、心理的盲点のことです。
例えば、
普段している腕時計について、 今、腕時計を見ないで、どんなデザインだったか描くことができますか? 試しに、今紙に書いてみてください。
書いた後に、実際に腕時計を見て、デザインがあっているか確認してみてください。 結構、違っていると思います。
では、今何時何分でしたか?
毎日見ているはずの腕時計でも、 デザインにフォーカスしていないと、見えていない部分がたくさんあるのです。
また、デザインにフォーカスしている場合は、 時計の針が見えているはずなのに時刻を正確に読み取れません。
セブンイレブンは、今やどこにでもありますよね。 さて、セブンイレブンのロゴですが、 「7-ELEVEN」であっていますでしょうか?
実は、「7-ELEVEn」が正解です。 最後の N の文字は、小文字の n なのです。
人は、見たいものにフォーカスしていないと 他の事はあまり見えていないのです。
今自分の目標や目的にフォーカスしていますか? フォーカスしていないのであれば、 しっかりとフォーカスしてください。
あやふやに見えていたものが、はっきりと見えてきます。
全体を俯瞰するのも大切ですが、 しっかりと的を絞ると、カメラのピント調節のように 大事なものがはっきりと見えてきます。
おまけ
なぜ 7-ELEVEn の n が小さいのでしょうか? 色々説があるようです。
- 全部大文字だと見栄えが美しくない
- 直線より、親しみやすいなめらかな曲線がよい
- 通常文字でなくロゴとしたかった
- アメリカでの商標登録の際に、単純な文字では許可されなかった
ちなみに、 株式会社セブン&アイ・ホールディングスのロゴのSEVENは、すべて大文字ですが、 アイは、iPS細胞やiPhone等、はやりの小文字 i が使われていますね。