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書評 「チョコレート戦争」 大石 真

「チョコレート戦争」 大石 真


なぜ、「チョコレート戦争」を読もうと思ったのか?

それは、ロングセラーであること、 雑誌の 「AERA with Kids」に載っていたこと、 四谷大塚国語の演習問題にもなっていた、ということからです。

「AERA with Kids」は、年4回なので、定期購読しています。

そして、子どもに読んだ感想を聞いたところ、 おもしろいよということだったので、 休日のまったりとした午後に、サクッと読んでみました。



「チョコレート戦争」の出だしは、 S駅などアルファベットの固有名詞が出てきて、 短編SF小説家星 新一を思わせる文体でした。
懐かしいですね。私は、中学生の頃たくさん読んでました。


「チョコレート戦争」は、題名のとおり、 子どもたちと金泉堂との戦争の物語です。 金泉堂とは、町で有名な超売れっ子の洋菓子店のことです。


初めは、淡々と物語が進んでいきます。 子どもたちは、やってもいないことを怒られ、自分達のせいにさせられてしまいます。

子どもたちは、金泉堂に仕返しをするために、なんと、 ショーウィンドウに飾ってある大きなチョコレートの城を盗む計画をします。

そんなの無理だろー。 漫画だな。。。

と思いましたが、上手く盗み出してしまうのです。 これには、タネがあるのですが、本を読んでのお楽しみということで。

そして、うまく事が運び、 最後の数ページで、物語は一気にクライマックスを迎え、 畳み掛けるように展開していきます。

あまりにも速い展開なので、私は読み直してしまったほどです。 もちろん、最後には、WinWinのハッピーエンドで終わります。


ちょっとした謎解きスリル感が味わえ、最後には爽快感も感じられます。

ネタばらしになってしまいますが、 あらためて、メディアの力は強いなと思いました。

金泉堂の、舌もとろけそうなエクレール食べてみたいです。


「チョコレート戦争」 大石 真

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