目標設定して、いざ実行しようと思っても、
目標が遠かったり、はっきりしていない場合には、
なかなか、動き出すのが難しいですよね。

そんな時は、中間地点を意識するとうまくゆきます。

 

わかりやすくするため、
いくつか、スポーツの例を上げてみます。

 

で的を射ることをイメージしてください。
的には、三重丸が書かれています。

弓を的に当てるためには、
的に向かってまっすぐに打ってしまっては、
的に届きません。

なぜなら、弓が的に届くまでに、
重力の影響を受けて
下に落ちてしまうからです。

弓は、山なりに打たなければなりません。
丁度、自分がいるところと的との中間地点で
一番高くなるように、弓を打ちます。

 

ゴルフのパットをイメージしてください。
カップまでには、少し芝が左に傾いています。
そんな時は、少し強く打って、芝の傾きの影響を避けるか、
山なりにボールを打って、カップインさせます。
山なりに打つ場合は、山の頂点を意識して、
その頂点に向かって、強さを調整して打ちます。

 

ボーリングで、球を投げるとき、どこを目印にしますか?
初心者は、ピンを見て投げると思いすが、
プロは違います。

板の上には、スパットという三角のマークが付いています。
プロは、このスパットを目標にして球を投げています。

私も、スパットを知ってから、スペアやストライクが
とりやすくなりました。

 

ビリヤードも同じですね。
ナインボールというゲームでは、
1番から順番に落としていき、最後に9番を入れます。

9番ボールがポケットに近い場合は、
1番ボールをうまく9番に当るように、1番ボールを狙います。
一番若いボールに当りさえすれば、いきなり9番を狙ってもいいのです。

このような場合には、
1番ボールが9番ボールに当る位置の延長上にある
1番ボールの後ろの位置を狙います。

イマジナリーボールという架空のボールをイメージして、
イマジナリーボールの位置に手玉を持っていくようにします。

 

 

つまり、最終的な目標ではなく、
その目標につながる中間地点を意識するのです。

目標は、どんなものでもかまいません。
最終的な目標でも、日々の目標でもよいです。

日々の目標であれば、
今日は、メルマガを1つ書こうというときは、
メルマガを書いて配信するまでが、最終目標になり、
ネタを決めて、ラフな下書きまでが、中間地点になります。

タスクを小さなタスクに分解する方法と似ていますね。

 

ある最終目標に対して、
中間目標になるようなものや、
目印になるようなものを用意すると
より正確に、よりたやすく、より最短に目標が達成できます。

2012/11/07