がんばりすぎてしまったり、やりすぎてしまうこと、
過剰品質になってしまうことは、
日常生活でも、仕事においてもよくおこることです。
例えば、デジカメや洗濯機などの電化製品を買う場合、
あの機能もあったほうがいい、この機能もあったほうがいい
ということで、機能盛りだくさんの上位モデルを買ってしまいます。
結局、その機能は、
一度も使われることはなかったりします。
仕事の例ですと、上司から、
「このデータを簡単にまとめておいてくれ」と言われた場合、
データを集計し、合計を出すだけでよかったのに、
時間をかけて、きれいにグラフまで書いてしまいます。
ここまで、やらなければならないと、
自分の経験や、思い込みで判断して、
やりすぎてしまうのです。
特に、仕事においては、
質よりスピードを、求められることが多くあります。
仕事は、どんどん流れていますので、
効率的に成果を上げるには、
品質を100%にして、遅く提出するより、
品質を80%にして、その分スピードアップする方が、
よい場合が多いのです。
何を求めているのか、
何を求められているのか
目的は何か
すりかえられていないか?
きちんと確認する必要があります。
自分の思い込みで、やりすぎてしまっていないか
過剰品質になっていないか
あらかじめ、確認することで、
本当にやるべきことに集中でき、
効率や質も上がり、スピードもアップします。
効率や品質を上げるために、
中身や、やり方を工夫しがちですが、
過剰品質という観点で、
もう一度、物事を考えてみるとよいです。
ありがとうございました。
2012/04/02