「ほめる」ということは、どうゆうことでしょうか?。 一見、とても良いことのようですが、大きな罠があるんです。
「ほめる」ということは、能力が上の人間が、下の人間に行うことです。 上司から部下であってもだめです。
能力を評価するということは、自分はその人より下なんだと潜在的に刷り込むことになってしまうからです。
では、どうすればいいのでしょうか?。
横に展開すればよいのです。つまり、感謝です。 「ありがとう」といえばよいのです。 縦の関係から解き放たれ、よりよい関係が生まれます。
「ほめる」ということ
- 評価する側、評価される側という上下関係を作りやすい
- ほめる人は無意識に「自分が判断する立場」に立つ
- ほめられる人は無意識に「評価される立場」に置く
- そのため、ほめる行為には「上から下」という構造が含まれやすい
- 部下や後輩をほめる場合でも、上下関係をより強化してしまう
子どもに対しても
- 子どもを「いい子だね」と評価し続けると、評価を求めて行動するようになる場合がある
- 他人の評価を基準に生きると、自分の意思より承認欲求が優先されやすくなる
感謝
- 「ありがとう」は、相手を評価しない
- 「助かった」「うれしかった」と伝えるのも評価ではなく事実の共有
- 感謝は、上下ではなく横の関係で伝えられる
- 感謝は相手の能力ではなく、相手の行動によって生じた価値に注目
- 「あなたはすごい」ではなく「あなたのおかげで助かった」と伝える
- 相手をコントロールするためではなく、素直な気持ちを表現する
- 感謝されることで、相手は自分の貢献を実感できる
アドラー心理学では
- 人を操作するために「ほめる」「叱る」を使わない
- 対等な人間関係を築くことを重視
- 相手を評価するのではなく尊敬
- 相手の課題と自分の課題を分けて考える
- 「能力が高い・低い」ではなく「協力し合う仲間」として接する
- 縦の関係(支配・服従)ではなく、横の関係(協力・信頼)を目指す
例えば
- ×「よくできたね」 → 評価
- ◯「頑張っていたのを見ていたよ」 → 事実
- ◯「助かったよ、ありがとう」 → 感謝
- ◯「その工夫は参考になった」 → 尊敬
「横の関係」のコミュニケーション
- 相手を評価するのではなく、相手の貢献に感謝する
- 「すごいね」より「ありがとう」
- 「よくできたね」より「助かったよ」
参考
2026/06/17