大江英樹さんの 「老後不安を解消するシンプルなルール」を聴講しました。
大江英樹さん
- 経済コラムニスト
- オフィス・リベルタス代表
- 25年間大手証券会社で個人資産運用業務
- 確定拠出年金の草分け的存在(日本での導入第1号)
- すかいらーく、トヨタ自動車などのコンサルティング
- 年間100回以上の講演やテレビ出演、執筆活動
- CFP(世界で信頼されるプロフェッショナルFPの証)
- 企業年金連合会の「確定拠出年金継続教育実践ハンドブック検討会」の座長
- 日本証券アナリスト協会検定会員
大江英樹さんはたくさんの著書があり、サンタさんのようなヒゲで、とても優しい感じでした。
サザエさんのお父さん(なみへいさん)は、とってもおじいちゃんに見えますが、なんと54歳なんです。 最近の芸能人で54歳といえば、香川照之さん、吉川晃司さん、沢口靖子さん、本木雅弘さんなどなど、若いですよね。
そうです。一昔前の54歳と今の54歳では全く違うのです。というエピソードから始まり、つかみは完璧でした。
さて、少しだけ講演のエッセンスをお伝えします。
老後の不安をなくすにはどうすればよいか?
→ 「老後をなくせばいい」のです。
つまり、可能な限り働き続けることです。働くことをやめたとき、老後が始まるのです。
サラリーマン時代は「仕事は苦行」ですが、独立して自営すると「仕事は楽しみ」になります。
ただし、キラキラ起業は禁物とのことです。 退職後は、そんなにお金に心配することはなく、したいことを好きなようにやれば良いのです。
大事なのは企業理念をしっかり持つこと。とりあえず「起業したい」ではダメです。
「どうしてもこれがやりたい」という思いが重要です。さらに「理念」があれば、ブレません。
ブレなければ信用されます。信用されれば仕事が続けられます。
「GiveFirst」
まず与えることが大切だといいます。 そして、そのGiveの仕事は絶対手を抜いてはいけません。それは、信用を勝ち取るためです。
大事なのは、「貯金」ではなく「貯信」です。
「信用」は必ずお金になるのです。
アメリカの実業家で雑誌『PLAYBOY』の発刊者、ヒュー・ヘフナー氏の言葉です。
I have no plans to retire.
It’s the perfect combination of work and play that keeps you young.
If I quit work it would be the beginning of the end for me.
「私には引退する予定はない。仕事と遊びの完璧なコンビネーションが若さを保つことになるから。もし仕事をやめたとしたら、それは私の終わりの始まりになるだろう。」