聞き上手になるには、相手の話をどんどん聞き出さなければいけません。 それには、うまい「あいづち」の技術が必要なのです。

あいづち一つで、バカにされたと感じたり、のりのりに聞いてくれていると感じたりします。


あいづちで大切なのは、同じあいづちを続けないということです。 「なるほど~」、「なるほど~」、「なるほど~」、「なるほど~」と同じことしか反応がないと、この人ちゃんと聞いてるのかな?と疑ってしまいますよね。

それから、上の空であいづちを打たないということ。 スマホ見ながらだったり、外をみながら「あ~」「それで」と言われても、もう話すのやめようと思いますよね。

そして、相手の話の腰を折るような逆説のあいづちもしないようにしましょう。「でも」「しかし」などですね。


単調にならないようにいろいろ織り交ぜなから、相手の話を聞きたいオーラをだし、身振りや手振りや声のトーンでも表現し、タイミングよくあいづちを打つのです。

  • 「そうなんですか」
  • 「へー」
  • 「ほうほう」
  • 「ふむふむ」
  • 「なるほど」


さらに、深く突っ込んで、相手に興味を抱いていることを伝えるのであれば、

  • 「それで?それで?」
  • 「それからどうなったの?」
  • 「もっと詳しく聞かせてよ!」

身をのり出して聞いている感じがしますよね。相手はどんどん喋ってくれます。


相手に共感するというのもあいづちの一つです。相手の話に「なになにが大変だったんだよ」といった感情の言葉がでたら、「大変だったんだね」と同じ言葉を繰り返します。特に女性は共感してもらうことが一番の目的だったりします。

  • 「それは大変だったね」
  • 「疲れたんだね」
  • 「いいですね、楽しかったんですね」


よく使ってしまうあいづちに「うっそ~」というものがありますが、使い方によっては否定的になってしまうので、使うときには明るくハイトーンで言いましょう。


あいづちのレパートリーに困ったら「あいうえお」作文のようにあいづちを作ってしまうのも手です。

  • っちょんぶりけ!」
  • かすー!」
  • そー!」
  • ~!」
  • ~!」

ただし、順番に言うとちょっとおかしいので、ランダムに。



あいずちの技術をまとめしょう。

  • 色々な種類
  • 相手の使った感情言葉
  • タイミングよく
  • 声のトーンや身振り手振りも


要は、心から楽しんで聞き、相手が話しやすいように、合いの手をうってあげるということですね。

2019/09/27