『1冊3分で読めて、99%忘れない読書術 瞬読』 山中恵美子
- 「瞬読」は、従来の「速読」とはまったくの別物である
- 成功率92%
- 1時間半でマスターした人続出!
- 眼球運動ゼロ
- 年齢問わずできる
- 内容が頭に残る
ということを淡々を書かれていますが、内容的には、音読せずイメージで捉えるということ。それは他の速読法と変わらないと思います。
どうしたらイメージで捉えられるのか? どうしたら音読しないで読めるのか? 具体的な技術的内容はあまりかかれていませんでした。
ただ『瞬読』を読んで、本当に自分のものになる別の速読の本をあらためて読みたくなりました。 速読の本は、Amazonでカスタマーレビュー数が多く、評価も良い本がいくつもありました。末尾にリンクを貼っておきます。
著者 山中恵美子さん
- 1971年生まれ、甲南大学法学部卒業
- 大学在学中に日本珠算連盟講師資格取得
- 卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務
- そろばん塾を開校
- 学習塾を開校
- 一般社団法人瞬読協会 代表理事
- 全国で30校以上の学習塾を経営するSSコミュニティ株式会社 代表取締役社長
瞬読とは
- 瞬読の技術を使うと、高い理解度を保ったまま、圧倒的短時間で本を読むことができる
- 瞬読は、使いこなせていなかった右脳をフル活用する
- 瞬読と音読では、脳の使い方が全然違う
- 瞬読のときに使う脳の部位と、音読のときに使う脳の部位は異なる
- 瞬読の真髄は、右脳を使うことで、潜在意識に働きかけること
- 瞬読とは、右脳の活性化を促す方法のひとつだと捉える
- 瞬読では「音読」は厳禁
右脳を開く
- 視覚的に記憶された「映像」は、記憶の中から情報として比較的容易に引き出すことが可能
- 反対に「言語」は、記憶の中から呼び出すことが非常に難しい
- 右脳は、言語での認識はせずイメージで瞬間的に記憶、認識する
- 瞬読は、右脳にまず働きかけることで、潜在意識に保存性の高いイメージ型の記憶を刻みつける
- 右脳を活性化させることを総称して「右脳を開く」と呼んでいる
- 「右脳を開く」ためには、右脳と左脳をリンクさせることが重要
- 「読んだ後に内容を書き出す」(=左脳の働き)ところまで含めて「瞬読」でフォローしている
瞬読の向き不向き
- 「読めない漢字」「理解できない言葉」「馴染みがない内容」を読むことは向いていない
- 「速く読む」という技術は、基礎知識があり、理解できる内容を処理するのに有効
- 脳は「既知の情報」しか処理することができない
- 瞬読は大人の方にこそ強くおすすめしたいノウハウ
瞬読のトレーニングで大事なこと
- ただ見ること
- 読まないこと
- 考えないこと
- 頑張りすぎないこと
最後に、こう締めくくっています。
瞬読とは、夢を実現するための最強のツールである。
時代の転換期であるAI時代を生き抜くために必要な能力は「想像力、イメージ力、判断力、思考力、コミュニケーション力、共感力」です。今後、これらの能力を身につけている人が、あらゆる業界でリーダーとなっていきます。
瞬読は、右脳で情報をインプット、左脳で情報をアウトプットするのですが、右脳と左脳がつながっている脳梁を通して、右脳と左脳の両方を使いこなすことができるのです。
瞬読のトレーニングがかなりのページで記載されており、私もトライしてみましたが文字が多くなるととても難しいです。成功率92%???、1時間半でマスター???。私にはできませんでした。そう簡単にできるようなものじゃないですよね。
『1冊3分で読めて、99%忘れない読書術 瞬読』 山中恵美子
速読関連の本(Amazonでカスタマーレビュー数が多く、評価も良いもの)
2019/05/17