目標を設定し計画を立てたのに、いつも思うように行かない。どんどんずれていってしまう。 その原因の1つとしてあげられるのが、きちんと自分の位置を把握していないことです。
今、自分が迷路の中にいることを想像してみてください。 迷路の目標は、ゴールにたどり着くことです。
迷路の地図があり、もちろんゴールの位置も書かれています。 迷路の地図には東西南北が示されています。
そして、方位磁石もあります。方位磁石があれ東西南北も正確にわかります。
さて、この条件だけで、ゴールにたどり着くことは可能でしょうか? ちょっと困難ですよね。
何が足りないかと言うと、「自分の位置」と「自分が向いている方向」です。
目標を立てた後、現在地を把握しなければ、正しく動き出すこともできないのです。
「自分が向いている方向」というのは、目指すべき、集中すべきことを把握しているかということです。 例えば、ダイエットしたいのに、美味しいスイーツを食べる計画ばかりしていては逆方向を向いていると言えます。しっかり目標に対して自分を向けてあげる必要があります。
目標が明確になったら、その目標に向けて「自分が現在どの位置にいるのか?」「集中すべきことはなにか?」をしっかり自覚することが大切なのです。
自分の現在の位置を知ることで、目標やマイルストーンが、低すぎるのか高すぎるのか確認できます。高すぎる理想を追ってしまうと、なかなか結果が得られず長続きしません。
自分の現在地と照らし合わせて、程よい目標設定をし直しましょう。
段階的に小さなベイビーステップを踏んで達成感を味わいつつ、自分の位置を確認しながら、ゴールに向かって進めていきましょう。
「計画を立てる前に、自分の位置を確認する」です。
2018/10/27