「もうすぐ連休だから、その時やればいいや」と思っていても、いざ連休になるとテレビを見たり昼寝をしたりして、ダラダラしてしまうことが往々にしてあります。
「明日は、自分だけ休暇で、子どもも学校だし、妻(夫)も会社だし、一人で自由な時間を使えるな」と思っていたら、結局、ダラダラ、のらりくらり過ごしてしまい、普段のほうが効率良かったりします。
私は、何度も何度も、上記のような経験をしてます。おそらく皆さんもそうだと思います。
人間というものは、今ある時間に応じて過ごしてしまうものなのです。すでに「パーキンソンの法則」という法則まで確立しているのですから。
「パーキンソンの法則」の第1法則で、仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。とありますので、あえて締切時間を決めて忙しくする必要があるのです。
どんなに大きな冷蔵庫を買っても、必ず満杯になるんです。
どんなにHDDの容量が大きくても、データでいっぱいになってしまうんです。
どんなに時間があっても、何かしらで時間は無くなってしまうんです。
休暇だからこそ、時間があるからこそ、しっかり計画を立てて、ノルマを決めて確実に消化していきましょう。
逆に考えてみましょう。
今日は水曜日だとします。土日に写真の整理をすると決めていたのですが、突然、友達に旅行に誘われてしまいました。結局土日は旅行に行くことになったので、水曜日と木曜日に写真の整理をしました。
時間が無くなったおかげで、写真整理を前倒しにできたわけです。もしも土日にやろうと思っていたら、土曜日には明日があると言い訳し、日曜日になってもダラダラ過ごしてしまっていたかもしれません。
忙しいほうが上手くいくこともあるのです。
以前ご紹介した記事も参考にしてください。
時間があるからこそ「あえて、忙しく」です。