悩みがない人はいません」と断言できるほど人はいくつも「悩み」を持っています。 しかし、悩んでもしょうがないものに時間を割いていると、人生がとてももったいないのです。

まずは、悩みについて理解しましょう。



「悩み」を分類すると3種類にわけられます。

  • 自分の力で解決できる悩み
  • 自然に解決される悩み
  • 自分ではどうしようもない悩み


当たり前の分類ですね。

自分の力で解決できる悩み」とは、自分の体型など、努力や学習や体験することで解決できる悩みです。

自然に解決される悩み」とは、身長が足りなくてアトラクションに乗れないなど、時間が解決してくれる悩みです。

自分ではどうしようもない悩み」とは、地震が怖い、夫の脇の臭いが耐えられないなど、自分でコントロールできない悩みです。


いくら悩んでも答えが出ないものや自分ではどうすることもできない悩みは、考える必要はないのです。

多くの人が、悩まなくていいことに悩んでいるのです。「いつミサイルが飛んで来るのか心配だ」「明日の天気は晴れるか心配だ」これらは、心配し悩んでも何もかわりません。天候が悪いときのために、傘でも準備しておけばいいのです。

つまり、「自分の力で解決できる悩み」にすべてを集中しましょうということなのです。



パナソニック(松下電気、ナショナル)を一代で築いた松下幸之助さんの言葉があります。

「悩んでも悩まない、そういうように感じることができれば、人生は決して心配することはない」

悩んでも悩まない」とは、考えても苦しまない、悩んで答えが出るのであれば考えればいいということです。



自分の悩みはわかりますが、他人の悩みを知るにはどうすればよいでしょうか?

人は、他人の話を自分のことにあてはめながら聞いています。 ということは、まず自分の話をすればよいのです。

例えば、母親に対する悩みを聞きたい場合は、自分から母親の話をするのです。 すると相手は、心のなかで自分の母親のことを考えながら聞いてくれます。

そうすれば相手から話が出やすくなるのです。


もし悩みを聞き出すことができたら、共感してあげましょう。 相手が感じていることを言葉にしてあげるだけです。

相手「。。。。。なんですよ」
自分「。。。。。なんですね、。。。ですよね。」
相手「そうなんです」


もしも聞いた悩みが「自分ではどうしようもない悩み」であれば、共感した上で、悩みには3種類あって「自分ではどうしようもない悩み」を悩む時間ってもったいないですよ。と教えてあげれば良いのです。



限りある人生を、よりハッピーに生きるために、 「自分の力で解決できる悩み」に集中し、他の悩みは軽くあしらってしまいましょう。

2017/11/17