自分が人生において、成し遂げたい夢やゴールを正しく設定できていますか?
夢の設定が間違っていると、とんでもないことになってしまいます。
2本の数直線があるとします。 2本はほぼ平行ですが、1度だけ角度を持っています。近くに見える2本の線は、あまり離れていませんが、数キロ先はどうでしょうか? 全く異なる場所にたどり着いているはずです。
家の壁にハシゴを掛けて、屋根に登ることを想像してみてください。 隣の家にハシゴを掛け間違えることはそうそうないと思いますが、もし間違ってハシゴを登ってから気づいたら? ハシゴを慎重に降りて、ハシゴを掛けなおして、一からスタートしなければなりません。
ハシゴを掛け間違えないように、人生のハシゴであるゴールの設定をしっかり正しく行うことが大事なのです。
ゴール設定で気をつけること
まずは「自分で限界を作らない」ことです。
「どうせ無理に決まっている」「私には才能ないから」と自分の能力を自己評価して限界をもうけないでください。
本当にやりたい事が隠れてしまうからです。
Google創業者のラリー・ペイジの「不可能なことなどない」「決まりきった枠からはみ出よう」「ものすごく大きい、バカみたいな夢を見ることは成功するためのキー」「夢が非現実的であればあるほど、競争者がいなくなる」という言葉もあります。
人生のゴールとは、自分が「本当にやりたいこと、なりたいこと」です。そして、今の自分の現状のままでは決して叶いそうにない夢であることが大事です。
簡単に叶うのであれば、今すぐ実行すればよいのです。それは夢ではなく単なるToDoになります。
ゴールの見つけ方
やりたいことは、そう簡単には見つけられません。 子どもの頃に感じていた夢は、親や周囲から押し付けられた偽のゴールの可能性がとても高いのです。
夢は、自分の過去の人生や環境の中に、必ずヒントがあります。そしてそれは、感情となって自分の心を動かしているはずです。
まずは、過去の感情を思い出してみましょう。 「うれしい」「楽しい」「気持ちのよい」「誇らしい」「すがすがしい」などの心が動いた出来事を思い出し、紙に書き出してゆくといいですね。
「一生かかって何をしたいのか?」「自分が本当は何を望んでいるのか」をじっくり考えてみましょう。
それでも、よくわからないという場合は、下記の8つの分野をとっかかりとして考えてみるとよいです。
- 家庭
- 健康
- 環境
- 学習、自己啓発
- 趣味、余暇
- 仕事、キャリア
- お金、経済
- 人間関係
若い時は、ゴールの見直しをしても良いと思いますが、ある程度の年齢になってからは、出来る限りぶれないほうが良いです。もちろんゴールは複数あってもOKです。
じっくり時間をかけて、あせらず人生のゴールを考えてみましょう。