自分にとっては気持ちいことでも、相手にとってみれば気持ち悪いことがあります。
良い例が、貧乏ゆすりですね。
本人は、無意識に動いてしまっているのでしょうが、周りの人から見ると落ち着きがなく、時にイライラしてきます。
つばを飛ばしながら話している人は最悪ですね。おそらく自分では気づいていないのでしょう。
だいたい、人の体内から外に出るのは汚いものです。 本人にとっては、ちょっと前まで自分のものだったので全く気にならないと思いますが、他人の身にもなってほしいものですね。
唾液が飛んでくるのは汚いのですが、それ以上に心理的なダメージが大きいんです。 「おいおい勘弁してくれよー」と心の声が叫びます。
相手の話もどこえやら、いつまた飛んで来るかもしれないと話に集中できません。
「これは私の癖だからしかたがない」という考えはやめたほうがいいですね。
電車の中でもありますね。
足を踏んだ人と踏まれた人はどう思っているでしょうか?
加害者は「少しだけ」と思っているかもしれませんが、
被害者は「いてー、新しい靴なのに」と、大々的にダメージをもっているかもしれません。
雨降りの満員電車も最悪ですね。 濡れた傘を外側にもっている人や、腕やバックに引っ掛け斜めに飛び出している人はたくさんいます。
「傘があたって濡れそうなので内側にしてください」とはなかなか言えないですよね。私のように小心者は、自分で避けるしかないのです。
自分にとって小さなことかもしれませんが、人と人は些細なことで好きになったり嫌いになったりするのです。
特に身近な人に言われたことを注意しましょう。
身近な人だからこそ苦言を言ってくれるのです。
参考:渋谷昌三さんの本
2017/03/27