「月とマーニ」
映画「しあわせのパン」より
焼きたてのパンは、とてもおいしいですよね。
焼きたてのパンを想像してみてください。
思わずニンマリして、
目を閉じ、深呼吸してしまいます。
パンの香りは、こうばしく、あま~く。
食感は、ふんわり、もちもち。
なんともいえない幸せをくれます。
今回ご紹介する「月とマーニ」という絵本は、
原田知世さんや大泉洋さん出演の映画「しあわせのパン」の中に出くる絵本です。
実際にはそのような絵本はないのです。
そう、Amazonでは買えないのです。
どうしてもほしいという場合は、
しあわせのパン (ポプラ文庫) [文庫]の特別付録として
絵本「月とマーニ」が、巻末に収録されています。
さて、この映画「しあわせのパン」は、
北海道で、パンカフェを始めた夫婦が、
店を訪れた人々と、幸せというものを心で交わす、
ほっこりした映画です。
私は、そのなかの絵本「月とマーニ」で、
月とマーニの会話がとても印象に残りました。
セリフはちょっと違うかも知れませんが、
ニュアンスは伝わると思います。
月が、マーニに頼みました。
「太陽が眩しいので、太陽をとって欲しいんだ」
マーニは、月に言いました。
「そんなことしたら、君が消えてしまうよ」
「そして、夜に道を歩く人が困ってしまうだろ」
「大切なのは、君は照らされていて、君が照らしているということなんだよ」
「大切なのは、君は照らされていて、君が照らしているということなんだよ」
この言葉を聞いた時、私はものすごいものを感じました。
すぐさま、メモをとったので、このセリフはあっていると思います。
あえて、このセリフの意味を書きませんが、
みなさんも、何か感じるものがあると思います。
この映画自体も、心にしみこんでゆくしあわせを
淡く感じさせてくれるものです。
雑踏を忘れ、気持ちをリセットしたいときに
ぜひ、お勧めです。
大切なのは、
君は照らされていて、
君が照らしているということなんだよ
「月とマーニ」
映画「しあわせのパン」より