難しそう、できそうもないからやる気が出ない。

勉強、仕事、恋愛、ダイエットなど、
たくさんの場面で、こんなふう思うことありますよね。

 

ダイエットや禁煙などは、
あきらめるという選択もあると思いますが、
仕事だったら、やらなければいけませんね。

 

こんな時は、すること、やりたいことを、
小さく区切るとうまくいきます。

やるべきことをタスク化し、さらに細分化するという事ですが、
もっと簡単に考えればよいです。

 

例えば、 ぶあつい本を目の前にすると、
「ふ~」とため息をついてしまいます。
しかし、本を読むことを細かく区切ると読むことができます。

まずは、本についている帯だけ読んでみる。
次は、まえがきだけ、
次に、目次まで。

というように、自分が簡単にできる、小さな小さなことに
分けてしまいます。

 

 

具体的な例をあげてみます。

子どもに、ピアノを教える場合ですが、
いきなり譜面を読ませて両手で弾くことはできません。
次のように小さく区切り、徐々にできるようにします。

(1) どんな曲か、弾いて聞かせてあげる
(2) 右手のメロディーを、ドレミで歌えるようにする
(3) 右手の一小節だけ弾く
(4) 右手の二小節まで弾く

というように、少しずつできることを重ねます。

 

この「できた」という達成感、感覚が重要です。
次のステップに進むための原動力になります。

 

 

縄跳びの場合はどうでしょう。
手をクロスして飛ぶ、交差とびは、
すぐには飛べません。

まず、手をクロスした状態ができるようにします。
手を前にして、大きくクロスしないと、
縄跳びの縄は、自分が飛べる大きな輪になってくれません。

 

次のステップは、
手をクロスにしたまま、縄を自分の後ろに準備し、
その縄を、頭を超えて前に持ってきます。
まだここでは飛びません。

できるようになったら、自分の前の縄を手をクロスしたまま
飛び越えます。

交差とびを前半後半に分けて、できるようにするのです。

 

 

実は、先ほどのピアノの話も、交差とびの話も
私の娘に教えた方法です。
もちろん、うまく飛べるようになります。

個人差がありますので、教えるときは、
相手に合わせて、できないことを分解します。
自分でやるときも同じです。

 

私の場合は、ブログ作成ですが、
まず、既存のテンプレートで試してみる。
タイトルだけ好きなフォントに変えてみる。
というように、徐々に仕上げていきます。
少しずつ育てていくという方が適切ですね。

 

 

モチベーションが上がらない、
できそうもないと感じたときは、

自分ができることまで小さく区切ってください。

まずは、始めることが大事です。
いつまでも、難しいから、面倒だからと、
先延ばしにしていると、結局やらないことになってしまいます。

 

フランクリン・コヴィー・ジャパンの
セミナーに参加したことがあります。
そこで、私は、講師の方に質問しました。

「計画通りうまくいかないのですが、
どうしたらよいでしょうか。」

タスクを小さく区切ってみてください。
とアドバイスをいただきました。

 

 

つまづいたら、悩まず、
やるべきことを、小さく区切って
超簡単にしてしまいましょう。

 

 

  ありがとうございました。

2012/02/22