『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』ピアーズ・スティール
ものごとを先延ばしするのはなぜでしょう。それは、現在を具体的に考え、将来を抽象的に考えるからです。
習慣を守れば、いずれ習慣が守ってくれます。
ピアーズ・スティールさん
- 先延ばしとモチベーション研究の第一人者
- ビジネススクール教授
- ミネソタ大学大学院でビジネスと心理学を研究し、先延ばしをテーマに博士号を取得
- サイコロジー・トゥデー誌やニューヨーカー誌、ニューヨーク・タイムズなど多数のメディアに取り上げられている
- 大学内に行動科学研究所の設立を準備中
脳内コントラスティング法
- 脳内に明確な映像を描くビジュアル化は、先延ばしを克服するし、役にも立つ
- 理想の状態と、現状の自分を対比することで、初めてやる気を高められる
- 明るい未来だけを思い浮かべると、逆効果を生み、モチベーションのエネルギーが吸い取られてしまう
- ギャップを埋めるために積極的に行動しはじめると、先延ばし癖は消し飛ぶ
- やるべきことが明確になると、やる気がわいてくる
脳内コントラスティング法の手順
- 心を落ち着けて頭の中を空っぽにする
- 人生の未来像を思い浮かべる
- 思い浮かべた理想の未来を構成する個別の側面に目を向ける
- その未来像を魅力的と感じる理由を具体的に思い描く
- 理想の自分と現実の自分を対比させる
- 重要なのは、両者のギャップをくっきり際立たせること
- 理想の未来を思い浮かべたときと同じくらい明確に、理想と現実のズレを意識する
その行動を取るという意図を言葉にすれば、実際に行動する確率が2倍近くに高まる
- 先延ばししがちな課題があれば、それをいつ、どこで行うかをまず決める
- そのうえで、言葉にして誓う
- 意図を言葉にすることは、自分の脳の中に入り込むための最も手っ取り早い方法
- 辺縁系をプログラムし直して、適切だと自分が思うタスクに反応してすんなり行動するように設定できる
習慣の育て方
- 習慣は繰り返せば繰り返すほど、強力になる
- 逆に言えば、習慣を破るたびに、習慣の力が弱まり、次の機会に習慣を貫くことが難しくなる
- 習慣を守れば、いずれ習慣が守ってくれる
- はじめのうちはこまめに世話をしないと、新しい習慣はすくすく育たない
2026/02/17