『時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』 ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー
『時間術大全』から、ものすごく良いことを学びました。
それは、毎日ハイライトを1つ決め、それは90分でできることであり、一意専心に取り組むことです。
一意専心とは、今この瞬間に情熱と誠意をもって全力で飛び込む、今日はこれだけは集中して終わらせようというものです。
『時間術大全』は、GoogleとYouTubeで培った時間術を学べる良書です。
ジェイク・ナップ(Jake Knapp)さん
- 著術家、IDEO客員研究員
- あらゆる仕事を最速化する仕事術「スプリント(デザインスプリント)」を生み出した
- デザインパートナーとして、スプリントをスラックやウーバー、23andMeなどで150回以上にわたり実行
- レゴ、ニューヨーク・タイムズなどにスプリントをコーチング
- スプリントは世界中に広まり、国連や大英博物館を含む多くの企業や組織が事業戦略として活用
ジョン・ゼラツキー(John Zeratsky)さん
- YouTube、グーグルなどのテクノロジー企業で、デザイナーとして「時間」を再設計するミッションに没頭
- 「ウォール・ストリート・ジャーナル」「タイム」「ハーバード・ビジネス・レビュー」「WIRED」他で執筆
- ハーバード大学、IDEOなどの舞台に100回以上にわたって登壇
メイクタイム
- 1日を振り返って「今日はいったい何をしたのか?」と思うことはないだろうか?
- 永遠に来ない「いつか」やろうと思っている計画や活動のことを考えて、白昼夢にふけることはないだろうか?
- どんな状況の人でも時間を生み出せる
- メイクタイムとは、1日のタスクを1つ決めて、それをやり遂げるための時間
- 自分にとって大事なことをする時間をもっとつくるためのノウハウ
- メイクタイムを実践するうちに、1日ごとに自分の人生を主体的に生きられるようになっていく
ハイライト
- 「今日のハイライトを何にしよう?」と考えることで、自分の大事なことに時間を使える
- 他人の優先事項に反応して、まる1日を無駄にしない
- 完璧に計画されたタスクや練り抜かれた長期計画など必要ない
- タスクは機械的すぎる、長期目標は遠すぎる、ハイライトはちょうどいい
- やることリストの項目よりは大きく、5年先の目標よりは小さいそれがハイライト
- 「長期目標」と「タスク」のあいだの中間的な活動に集中=ハイライト
- 長期の目標は正しい方向に進むための指針
- 小さなタスクは仕事をやり遂げるために必要な階段
- 今日、スポットライトをどこにあてたいか考える
- やるべきことを全部片づけられなかったとしても、優先事項に集中したほうが、よい1日を過ごせる
- 毎日を完璧に計画するというありえない考えを捨てる
- 1つの目安として、60分から90分程度で、できることを選ぶ
- 60分未満だと「ゾーン」に入らないまま終わってしまう
- 90分以上集中すると休憩が必要になる
- まず、ハイライトを時間割に設置してから、他のタスクを割り当てる
毎日ダラダラ終わることがなくなり、必ず1つは重要なタスクが消化されていく素晴らしい考え方です。 さあ「今日のハイライトは?」まず決めましょう!
『時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』 ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー
2021/06/27