『セクシーな整理術 片づけられる女になる55のルール』 中谷彰宏
なんども中谷彰宏さんの書評は書いてきました。 中谷彰宏さんの書籍は、とても読みやすくてわかりやすくて実践的で私は好きです。
中谷彰宏さん
- 中学時代から朝日放送やラジオ大阪に学生DJとして出演
- 早稲田大学第一文学部演劇学科卒業
- 4年で4000本の映画を観る
- 博報堂でCMの企画演出
- 独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立
- 中谷塾を主宰
- 俳優としてオスカープロモーションに所属
まず捨てる
- 捨てることができたら、そもそも整頓も何もいらない
- 片づけのエネルギーの9割は、捨てること
- 整頓するのは、1割のエネルギー
- 片づけは、まず捨てるところから始める
- 整頓してから捨てようとするのは、順番が違う
捨てることによって、フットワークが軽くなる
- フットワークが重い人に、ワクワク・ドキドキはない
- モノが少ないから「こうしよう」と思った時に、さっと行ける
- フットワークの軽さは、モノの少なさに比例
- やりたいことがなかなか始められない人は、モノがおもりになっている
モノは、持っているだけでは輝かない
- 自分自身の一番の持ち物は命
- 命をただ持っていても輝かない
- 命を使う時に、初めて輝きが生まれる
- モノは使うことで輝く
- 取っておかないで使う
「仕事」=「片づける」
- 片づける以外の仕事はない
- 片づけると同時に、仕事は進行してゆく
- 料理は、冷蔵庫にあるモノを片づけていく作業
- どんな仕事でも「ここまで」と踏ん切りをつけないと、キリがない
- 「もう少し、もう少し」とやるよりも、「ここまで」と集中することで、次の仕事にも集中できる
捨てると
- 捨てていくと、モノが減って、次に捨てるモノが見つかる
- 捨てることで、「お金」「時間」「心の余裕」が入ってくる
- 捨てないと、この3つのものが出ていく
- 捨てることで、大切なモノが見つかる
- 大切なモノが見つからない時は、捨てる合図
- いらないモノを捨てることで、在庫が見える化できる
探すということ
- 「探す」という行為は、今あるモノを残して、かき分けている状態
- モノを減らさないで探すと、部屋は散らかる
- よけい散らかるから、また探すことになる
- モノを探さなければならないのは、「いらないモノがたまっている」という合図
- 捨てている時に、ずっと探していたモノが見つかる
クローゼットを片づける
- クローゼットが片づくと、会社の仕事の机も片づく
- スタートは、クローゼットを片づけること
- クローゼットを片づけるという根本的なところができると、ほかのところが全部うまく転がっていく
- 今の仕事を辞めるかどうか決断できないとき、クローゼットのいらない服を捨てたら答えが出てくる
モノより、自分の人生
- モノより、自分の人生をどう楽しむかのほうが、はるかに大切
- 「持つ」ことには、限界がある
- 自分用の新幹線「のぞみ」を持っているよりは、乗りたい時に乗るほうが豊かな人生
捨てられないのは
- 捨てられないのは、性格のせいではない
- 捨てられないのは、生き方、覚悟
- 捨てられない人生を、自分で選んでいる
- 捨てられない人は「何かのせい」と言う
- 捨てられる人は「親のおかげで」「友達が持ってくれているおかげで」という生き方
何かのせいにしない
- 「~のせい」で生きている人は、自分の人生を生きていない
- 「~のせい」で生きている人は、被害者として生きている
- 「おかげ」で生きている人は、自分の人生を自分の判断で生きている
- 「捨てる」ということは、自己責任を持てるということ
自分の人生を自分の判断で生きているか、誰かに人生を決めてもらって生きているかは、捨てられるかどうかでわかるのです。
『セクシーな整理術 片づけられる女になる55のルール』 中谷彰宏
2021/06/07