子どもとの会話 言いたいことだけ言っていませんか?
- 「宿題やったの?」
- 「上履き洗っときなさいよ」
- 「プリント出してよ」
- 「明日早いんだから、早く寝なさい」
よく、このような会話というか、一方的な親の言動を耳にします。 親は言いたいことを、ずらーーーーーと、並べて子どもをまくしたてます。 しかも、「宿題やったの?」と「早く寝なさい」など矛盾があることもしばしばです。
これ、自分に言われたらどうでしょうか? ちょっとムッとしますよね。 今思ったことが子どもにも当てはまるのです。
親は、自分の言いたいことだけ言って、自分の都合で話しています。 「あれやってない、これどうした、あーだ、こーだ」
子どもがしゃべるすきをあたえず、マシンガンのごとく思いついたことを子どもに浴びせます。 これでは、子どもは逆ギレしてしまいますよね。
一つ言ったら、喋りたいのを我慢して、子どもの反応を待ちましょう。そして、子どもの意見を聞いてください。一つ一つきちんとこなしてゆくのです。
子どもの話しを聞いていますか?
子どもは、何も言ってくれないですか? それは、いままでの接し方が悪いのです。 子どもが話し出したとき、さえぎってないでしょうか?
- 「今、洗濯干しているからあとでね」
- 「こっち来て話して」
- 「今、TV見てるから後にして」
子どもは、後回しにされると「もういいや」となってしまい、後で聞こうと思ってもめんどうくさくなってもう話してくれません。
このようなことを続けていると、本当に何も話してくれなくなってしまいます。 子どもが話しだしたら、今やっている作業を止めて、近くに行って、興味深く話しを聞いてあげてください。
そうすれば、子どもは楽しく話しをしてくれますし、親の話を聞く姿勢を学習してくれて、親が話したいときも、「今TV中だから静かに!」など言われなくなります。
内容に関しては、興味がなくても興味を持って聞いてあげましょう。それは、将来、なんでも話してくれる子どもになってもらうためでもあるのです。
今の親の態度が、将来いい子に育つ布石なのです。
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