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相手の受け取り方は自分とは違う、相手の気持ちを想像する

些細なことで、家族や友達同士ケンカすること、ありますよね。 ケンカまでしなくても、ちょっとギクシャクしちゃうことがあると思います。


実は、ケンカの内容よりも、言動に問題があることのほうが多いのです。 つまり、内容そのものよりも、言い方で傷つくことがあるのです。

言っている本人はなんとも思っていなくても、言われている方はとても嫌な感じを受け、大きなストレスや怒りを覚えてしまうのです。

それは、親と子、先生と生徒、上司と部下など、上下関係が明確な場合はもちろん、友達同士でも微妙な暗黙の上下関係ができている場合に起こりやすいのです。



なんで、おまえに言われなくちゃならないんだよ」と思ったことはないでしょうか?

相手は悪気があって言ったわけではないのですが、こちらとしては「オマエごときに」というちょっとしたプライドが傷つき、ちょっとムカッとするのです。


「さよなら、さよなら、さよなら」で有名な映画評論家の淀川長治さんのエピソードがあります。

相手が失礼なことをしたり、非常に冷たい時、昔はすぐ怒っていましたが、ある時期から腹が立たなくなりました。それは、その人が失礼なことを失礼だと思っていないことに気がついたからです。


そうなんです。言う側と言われる側では、同じ言葉でも全く捉え方が違ってしまうのです。



母「はやく、片付けなさい」
子「今やろうとしてたのに、うるせーな」


これも、よくあるパターンです。 心で考えていた事まで親は予測できませんから、行き違いが起きるんですね。


母「本、わすれてるよ」
子「そんなの読む時間ないよ」


なんだか会話が噛み合っていませんね。

朝、子どもが学校に行く時、リビングに本が置きっぱなしだったので、母は子どもに「忘れてるんじゃない?、大丈夫?」と心配して言ったつもりでした。

しかし、子どもは、今日は試験勉強をするため電車内では読めないと思い、わざと置いておいたのです。 母はそんなことは知らないので、困惑してしまうのです。良かれと思って言ったことなのに、相手がなぜだかイラッとして切れてしまうのです。

時間が無い切羽詰まった状況では、自分の気持ちが先行してしまうので、特に気をつけましょう。 言い方を優しくしたり、もう少し分かるように説明することで少しは解消できるのです。


相手の気持ちや思っていることは言葉にしないと通じませんね。

はなっから、お互い悪気は全くないんです。 しかし自分と相手では受け取り方が違うのでぎくしゃくしてしまうのです。



子「お父さん、できるの?」(ちょっとおふざけ気味に)
父「。。。」(プライドがズタズタ)


お父さんはカチンときています。 なぜなのか? 子どもはわかりません。父がどうしてそう思ったのか伝えてないからです。


「言う側」は、相手の気持ちを考えて発言し、「言われた側」は、自分の気持ちをきちんと相手に伝えるようにすると、少しずつ相手の気持ちやプライドが分かってきて、お互い、いい関係になれます。

しかし、「言われた側」は、感情が先行し、すぐ説明できません。

そんな場合には、時間がたってからでもよいので、第三者に、できれば相手より暗黙的に上の人に自分の気持ちを伝え、理解してもらいます。 そして「言う側」に対して、その第三者から気持ちを伝えてもらうのがよいです。


間接的でもいいので、自分の気持ちをウヤムヤにせず「I(アイ)メッセージ」をきちんと相手に伝えるのです。



子「お父さん、できるの?」(ちょっとおふざけ気味に)
父「。。。」(プライドがズタズタ)

父から母へ「内容はともかく、あの言い方とてもプライドが傷ついたよ」
母から子へ「お父さんとても悲しがっていたよ、お父さんは、とてもプライドが傷ついたみたいだよ」
子「そうだったんだ、ごめん」


ただでさえ、父は母に頭が上がらないんだから、少しは父親を持ち上げてあげましょう。 そうすれば、家庭円満、お小遣いアップ、ケーキやアイスのお土産率が増えるかもしれませんよ。

実は、父親というものは、とっても子どもに甘いんですから。



特に、目上の人に対しては、内容以前に言い方に気をつけましょう。ちょっと気をつけるだけで劇的にコミュニケーションがよくなります。


「やっておいてよ」(ぶっきらぼうに)
「やっておいてね」(お願いするように)


言い方をちょっと変えるだけで、相手が受ける印象や感情は全く異なります

何かを頼むということは、相手を動かす事が目的です。 より相手が気持ちよく動けるように誘導してあげることがお互いに幸せになれるのです。



  • 相手の受け取り方は自分とは違う
  • 相手の気持ちを想像する

これが、円滑で心地よいコミュニケーションを生み出すポイントです。

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