子どもには、財産を残したい。
財産といえば、家や土地やお金ですが、
もう一つ大事な財産があります。
教育やしつけなど、無形の財産です。
金品は、泥棒に盗まれることがありますが、
教育は、盗まれることはありません。
お金も大事ですが、教育はもっと大事です。
お金を相続しても、使ってしまえばなくなりますが、
教育という財産は、なくなりません。
しかも、教育された知識で、
財産を増やすことができるのです。
教育とは、勉強、学習だけではありません。
特別な教育などしなくても、
子どもは、親からもっと大きな何かを学び取ります。
重要なのは、内容よりも態度なのです。
手本となる姿を子どもに見せ、
そうなりたいと、子どもに思わせることは、
高価な物を買い与えるよりずっと有効な教育であり、財産なのです。
おやじの背中というやつですね。
学習だけではなく、
普段から子どもにとってより良い接し方を心がけましょう。
ただ、それが、一番簡単で、一番難しい教育なんですよね。
反面教師でもよいかもしれませんね。
親だけではなく、他の大人や子どもたちともたくさん接することで、
思いやりや社会性を学ぶことができます。
逆に1人でいると、わがままが簡単に通ると思ってしまったり、
相手の気持ちを読み取る訓練ができなくなってしまいます。
また、本をたくさん読ませましょう。
本は、知識の宝庫です。
本は、気持ち、言葉、漢字、想像力、知らない事など、
有用な未知の世界を、たくさん与えてくれます。
教育という財産を是非、残してあげてください。
もう遅い?
子どもは大きくなっても、親と子どもの関係は変わりません。
いつからでも遅くはないのです。
2014/08/17