『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 ビル・パーキンス
FIRE、早期退職など考えてるのであれば絶対読むべき本です。
この本を読むと、そんなに稼ぐ必要はないということがわかります。 私は人生観が変わりました。FIREの後押しをしてくれますよ。
ただ生きるだけではなく、十分に生き、経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を学べます。
ビル・パーキンスさん
- アメリカ領ヴァージン諸島を拠点とするコンサルティング会社BrisaMaxホールディングスCEO
- エネルギー分野のトレーダーとして成功を収める
- 1億2000万ドル超の資産を抱えるヘッジファンドのマネージャー
- ハリウッド映画プロデューサー
- 高額の賞金を獲得するポーカープレーヤーの名手
死は人を目覚めさせる
- ふだん私たちは、まるで世界が永遠に続くかのような感覚で生きている
- 自分は今までいったい何をしていたのだろう?
- これ以上、先延ばしをせずに、今すぐ、本当にやりたいこと、大切なことをすべきだと
今しかできないことに、惜しみなく金を使え
- 残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている
- 手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する
- 人生が無限に続くかのような気持ちで
- 人は老化には逆らえない
- だからこそ、限られた時間のなかで最大限に命を燃やす方法を考えなければならない
- 老後の備えは必要だが、老後で何より価値が高まるのは思い出
今しかできないことに金を使う
- 90歳になって水上スキーを始めるのは難しい
- 今それを我慢すれば、その分の金は貯まる
- だが、十分な金を得たときには、すでにそれができない年齢かもしれない
- 過去に戻って時間を取り戻すこともできない
- 金を無駄にするのを恐れて機会を逃がすのはナンセンス
- 金を浪費することより、人生を無駄にしてしまうことのほうが、はるかに大きな問題
- 今味わえるはずの喜びを極端に先送りすることに意味がない
経験に惜しまず金を使う
- 大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うこと
- 重要なのは、流されて生きるのではなく、自分にとって大切な経験を意識的に選び、そこに惜しみなく金を使うこと
- 「ポジティブな経験」を最大化すること
- 私たちはみな、人生という名の一度きりのジェットコースターに乗っている
「ゼロで死ぬ」ことを目指すべき
- 生きているうちに金を使い切ること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指す
- 「ゼロで死ぬ」は効率の極み
- 誰もが、金が足りなくなるのを恐れる
- 安全に、かつ不要な金を残さないためには、人が生きられる最長の年齢を想定すればいい
- 自分が可能な限り長寿をまっとうすることを前提に、1年当たりの消費額を決定する
「金」「健康」「時間」のバランスが人生の満足度を高める
- 問題は、これらのすべてが同時に潤沢に手に入ることはめったにないということ
- 一般的に、若いときは健康で自由な時間もあるが、金はあまりない
- 逆に、老後生活を送っている60代以上の人は、時間は豊富にあり、たいてい金も持っている
- だが、残念ながら健康状態は衰えている
人生の各段階で使える時間はそれほど多くはない
- いつもの日常がこれからも続いていくのを当然だと考え、積極的に誰かと会ったり、どこかに出かけたりはしない
- 人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる
「タイムバケット」で後悔しない人生をつくる
- 「自分は残りの人生で何をしたいのか」を、大まかな時間的枠組みのなかでとらえる
- 死ぬまでに経験したいことを各段階別にリストアップして行動計画を立てられ、先延ばししすぎるという過ちを避けやすくなる
「タイムバケット」の作り方
- 人生最後の日まで、5年または10年の間隔で区切る
- これが、やりたいことを入れる「タイムバケット」(時間のバケツ)となる
- 次に、重要な経験、死ぬまでに実現させたいと思っていること(活動やイベント)について考える
- それを各タイムバケットに入れ込む
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 ビル・パーキンス
2023/10/17