黒川伊保子さんは、たくさんのTVに出演されていたり、たくさんの書籍を書いていらっしゃるので、ほとんどの方は知っていると思います。特に『妻のトリセツ』が有名ですよね。
そんな黒川伊保子さんの講演を聞いてきました。
とっても話が上手で、眠くなるどころか、聞き入ってしまいました。
また、黒川さんの経歴にはびっくりしました。 黒川伊保子さんは文系だと思っていたのですが、実はバリバリの理系なんです。今流行のAIのプログラミングを研究されていたようです。
いくつか講演の内容をご紹介します。
- 人間には、利き手があるように利き脳がある
- 男:事実文脈になる
- 女:心文脈になる
- 男女とも普段はどちらも使えるが、同時には使えない
仕事をするには、事実文脈で話すのが必要ですが、気持ちをわかってもらうには心文脈が必要です。つまりどちらも必要なものなのです。
ストレスがある時や、とっさの時、無意識に悪いほうが出てしまうそうです。自分の利き脳を正義だとお互い思っているので、行き違いがおきるのです。
女性でも、特に子どもに対しては男性型になってしまうようです。
共感とねぎらいが必要なんです。
- うまい謝り方は、相手の気持ちを言う
- 「なんで?〇〇なの?」 → 「嫌な思いをさせて、ごめん」
- 「仕事と私どっちが大切なの?」 → 「寂しい思いをして。。。」
- 夫婦や恋人同士は、ちょっと愚痴を言うぐらいがちょうどいい
- 仲が良くないと、愚痴もでない
- 愚痴が出なくなったら離婚の危機
- 話を早く終わらす方法
- 相手自身のことを聞くと、気持ちよく落ち着く
- 「で、結論は?」 → 「で、あなたは?」
この技は使えるなと思いました。いいことを教わりました!
- 男性は、会話モードになるのに数秒かかる
- 男性に話しかけるなら3秒待つ
- 「ねえ。。。。。」「あのことなんだけど、、」
「講演の内容は『妻のトリセツ』に書いてあります」と、話の流れでうまく宣伝していました。
私は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』は、すでに購入してますので、そのうち読んで書評を書くつもりです。
さらに、今回の講演で、黒川さんがちょっともらしていたのですが、『夫のトリセツ』も書いているそうですよ。これも面白そうですね。
ちなみに、古い本ですが『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』という書籍もかなり前に買って読みましたが、これも面白いです。濁音や柔らかい音など、物の名前の音に対してどう感じるのかを分析したものです。
2019/10/07