人に好かれる一番簡単で、一番大切な方法は、相手の名前を覚え、相手に重要感を持たせることです。
自分の名前を覚えていてくれて、名前を呼んでくれることは、とても気分がいいものです。 つまらないお世辞を言われるよりも、とってもうれしいですし、コミュニケーション能力を高める効果があります。
なぜなら、「名前とは、最も快く、最も大切な響きを持つ言葉」ですから。
パッとしない職場や趣味の集まりなどの雰囲気を明るくするには、人の名前を覚え、名前を呼びあうことです。 名前を覚えることは、職場においても、仲間内の集まりにおいても、基本中の基本なのです。
名前が覚えられないという人もいますが、それは、仕事の基礎、コミュニケーションの基礎ができていないことを告白しているようなものです。
相手の名前を覚えるコツをご紹介します。
- おはようと一緒に名前を付ける
- 別れるときに名前を呼ぶ
- 名前を呼んで質問する
- 名前がはっきり聞き取れない場合は、わかるまで聞く
- 名前の漢字を聞く
- 意識的に会話の中に、繰り返し相手の名前を入れる
- 相手の顔や表情や姿など、イメージと名前を結び付ける
とにかく、名前を口に出すようにしましょう。
- 「田中さん、おはようございます」
- 「おはよう! 田中さん」
- 「それでは、田中さん、お先に失礼します」
- 「田中さん、今大丈夫ですか?」
- 「え、田中さんらしいですね」
相手の名前を呼ばずにごまかしていませんか? これからは、そうゆうことはやめましょう。
とにかく、名前を口に出すようにするのです。
名前を呼んでもらうことはうれしいことなんです。
だから、遠慮せずにガンガン会話に名前を入れていいのです。
私は、下の名前を呼び捨てで呼ばれると、とてもうれしいです。 職場でも、田中さんや高橋さんなど、複数同じ名字の方がいるのであれば、積極的に下の名前で呼んであげましょう。
人の名前を覚える努力をするのではなく、名前を口に出すだけです。 名前を「覚えよう」とするのではなく、名前を「呼ぼう」と意識するようにしましょう。
2018/04/17