アメリカ国立訓練研究所の研究結果に、勉強法ごとに知識が記憶に定着する割合を調べたものがあります。

  • 授業:5%
  • 読書:10%
  • 動画視聴:20%
  • デモ視聴:30%
  • グループディスカッション:50%
  • 学習した内容を実践:75%
  • 他人に教える:90%


結果を見ると、受動的ではなく、能動的な勉強法が良い結果になっています。 「アクティブラーニング」が最近流行っているのも納得ですね。

一人で勉強するより、気のいい仲間と一緒に勉強すれば、お互い知識が共有できたり、話し合うことで深く理解することができます。また、わからない友達に教えてあげることで自分もスキルアップし、知識定着に貢献できます。


気のいい仲間といっても、あまりにもレベルに差があったり、数十人もの人数だと逆効果です。 しかし、気のいい仲間で、レベル差があっても、得意な科目は異なると思いますので、お互い得意分野を教え合うといいかもしれません。

よく、「付き合う友だちと同じレベルになる」と言われますが、できればお互い切磋琢磨でき、ライバル視できるような仲間がいいですね。


毎回集まっていると、やはりダラダラとしてしまう事が多くなってくると思います。 今日は何をやるのか、しっかりと目的や時間を決めて集まることが大切です。そうしないと逆効果になってしまいます。

テキストを、単元を区切って数人で分担し、調べた事を順々に教え合う、いわゆる輪講形式にすると、自分の担当が決まり、責任も生まれるので、とても効果的です。



一人で勉強するのもいいですが、放課後ちょっと残って、楽しく効率的な学習方法を実践してみるのもよいですね。

2018/11/17