RSS

会話のネタに困ったら語呂「木戸に立てかけせし衣食住」「適度に整理すべし」

恋人と、会社の人と、あまり親しくない同僚と、初対面の人など、いやーな沈黙が続いてしまうことはないでしょうか。

なんとか話しのネタを探そうと思っても、こうゆうときに限って出てきません。そんな時、便利なのが今回ご紹介する2つの語呂です。この2つの語呂を覚えておくだけでも、結構話題の幅が大きく広がるでしょう。


「木戸に立てかけせし衣食住」

  • き:気候や季節、天気の話
  • ど:道楽(趣味)の話
  • に:ニュースの話
  • た:旅の話
  • て:テレビの話
  • か:家族の話
  • け:健康の話
  • せ:性の話
  • し:仕事の話
  • い:ファッションの話
  • しょく:食べものの話
  • じゅう:住まいの話


「適度に整理すべし」

  • て:テレビの話
  • き:気候や季節の話
  • ど:道楽(趣味)の話
  • に:ニュースの話
  • せ:生活の話
  • い:田舎の話
  • り:旅行の話
  • す:スター・スキャンダルの話
  • べ:勉強(知識)の話
  • し:仕事、出身地の話


「せ」が、生活や性、「い」が田舎や胃(食べ物)など、いろいろ解釈できますが、なんでもいいと思います。

要は会話のきっかけが引き出せればいいので、ちょっと沈黙が長すぎると感じたときや、会話の出だしなどに活用してみてください。

ちなみに、沈黙は、沈黙でいいときもありますよ。


参考:



書評 『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』 メンタリストDaiGo

『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』メンタリストDaiGo


この本からの一番の収穫は、イライラやムカついた時の感情エネルギーを、生産的な作業に変換できるようになったことです。

今までは、嫌なことがあったり落ち込んだりした時、ズーンと気分が重くなり、あれやこれや考え過ぎで夜眠れなかったり悶々と過ごしていました。

しかし、『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』を読んでから、プログを書いたり、プログラミングしたり、目標に向けての生産的な行動をとれるようになってきました。まだ半分ぐらいはズーンとなってしまうこともありますが、うまくコントロールできるようになってきています。


『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』呪文とは、いわゆる自己暗示のたぐいです。

話し方、ダイエット、片づけ、感情コントロールなど、日常的な悩みを解決する効果的な呪文やアイデアを紹介しています。

『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』で紹介された呪文を唱えれば、自分のメンタルを思い通りにコントロールできます。なぜなら、考え方が変われば、行動は必ず変わるからです。


すべては、自己選択によって変えられる」というのがダイゴさんの考えです。 以下は締めくくりの文章ですが、とても印象的です。

どんなに不幸な状況にさらされたとしても、その先どう行動し、どう考えるかを選ぶのは自分。どんなことも、選べば変えられるのです。

「自分で選べていない」と思う日々では「やらされている感」が強くなり、苦しくなりますが、「自分で選ぶ人生」は自由にあふれています。まず、行動しましょう。

人生は、思った通りになるのではなく、やった通りになるのだ、いうことをお忘れなく。



それでは、『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』の中からいくつかご紹介いたします。


「イーラーイーラーすーるーーー」

イライラする、と思ったときに「イーラーイーラーすーるーーー」と言葉を伸ばして言ってみます。すると、なんだか馬鹿馬鹿しくなって笑えてくるようになります。イライラする感情に圧倒された状態から一瞬にして抜け出すことができるのです。


「あ~、困った。また成長しちゃうぞ♪」

これは、ストレスが健康に悪いと思った人は死亡リスクが上昇し、反対にストレスを悪者だと思わなかった人は死亡リスクが下がった。というアメリカで行なわれた大規模調査の結果をヒントに考えた呪文です。

この呪文のポイントは、語尾に「♪」をつけることです。 自分に対して実際に声に出して投げかける呪文なので、言い方をちょっと変えて、いかにも楽しげにすることがコツです。気持ちまで明るくなってきます。

言葉は、相手に発するものと思いがちですが、じつは自分に向けて発することによって、自分の心を大きく動かすことができるのです。

自分に向けてつぶやく呪文の効果は絶大です。


「伝えられることは1つだけ」

複雑なことを話すときに有効です。

「伝えられることは1つだけ」といったあとで、「相手に何を伝えたいか」「それによって相手にどうしてほしいか」を明確にイメージします。

頭の中で、もやもやとしていた思考を「相手に何を伝えたいか、そして、相手に何をしてもらいたいのか」という1点にフォーカスすることができます。


「なぜなら~」

「なぜなら」と理由をつけると説得力が高まります。

例を上げてみましょう。 コピー機の前で行列を作っている人たちに「先にコピーをとらせてください」とお願いをした場合は6割の人が先を譲ってくれた。それに対して「今急いでいるので」と伝えたところ、9割の人が先を譲ってくれた、という実験があります。

相手は、根拠を伝えられると、それを否定しにくくなるものです。話をするときには「なぜなら」という理由をつけて説得力を高めましょう。


伝えたいことを3回繰り返す

「大事なことなので2回言いました」というフレーズはよくききますよね。

複雑な話を伝えるときは「相手はこの話にさほど興味を持たない」と思っておいたほうがよいのです。 あれもこれもだらだらと話すよりも、大事な1つのことを繰り返し伝えることが重要になります。 言葉の表現、ニュアンスを少し変えながら3回繰り返すと、相手の意識に深く働きかけることができます。


夫は「導きたい1つのゴール(目的)」で説得できる

週末に遊びに行きたいから夫に子どもをみていてほしい。

ただこれだけの話を伝えればいいのに、多くの女性は「最近忙しくて私も大変だった」「友だちに誘われた」「滅多にない機会だから」などとあれこれ理由を並べてしまいがちです。

その結果、「オレだってずっと忙しかったよ!」と逆ギレされてしまうことがあります。この行き違いは、気持ちを理解してほしい女性と、結論を知りたい男性との違いから生じます。

男性を説得したい場合は、「ゴール」を意識しましょう。

まず、「週末に遊びに行きたいから子どもの面倒をみてほしい」と、ゴールをシンプルに伝えます。 それから、理由をしっかり添えるのです。言いたいことがたくさんあるときこそ、自分の望みを整理し、「1つだけ伝える」と意識するのです。


「この怒りのパワー、活かさなきゃもったいない!」

イライラしているときに誰かと話をすると、言葉づかいが荒っぽくなったり、無意識にトゲトゲした言い方をしてしまい、後悔したことはありませんか?

じつは、怒りは決して悪い感情ではありません。 人は怒りの感情を抱くと、行動力や問題解決能力が非常に高くなるのです。

怒りを行動力に変えるために、イラッとしたらこの呪文をつぶやくのです。 そして、怒りの勢いをうまく活用して、自分の目標実現に役立てましょう。

日頃から目標を意識し、やりたいことを決めておくと、すぐに行動に取りかかることができます。 しかし、怒りのパワーはあまり長くは続きません。パワーが切れる前に、活かし切りましょう


人に話すより、紙に書き出す

怒りのパワーを行動力につなげたとしても、相手への感情は残ってしまいますよね。

そんなときは「紙に書くこと」です。 「○○さんに△△されて嫌だった」というふうに整理して書くと、感情を自分の内側から外に出すことができ、心を安定させ、スッキリして相手に向き合えます。


感情を言語化する

感情を意識的に言語化すると、恐怖や攻撃性に関係する脳の興奮状態がおさまるという研究報告もあるようです。

例えば「今、すごく怒ってるな」「気持ちをわかってもらえなかったから悲しいんだな。悲しい」というふうに、感情を言葉に変えて、頭の中で繰り返し唱えるのです。 仏陀も、このやり方を瞑想法に取り入れていたといいます。


「ネガティブ感情」に名前をつける

なかなか仕事に取りかかる気分になれないとき、「あー、今、やる気なし男がやってきてる。やばいなぁ」とつぶやきます。 心の中のネガティブ感情に名前をつけて別人格を作ることによって、感情と分離することができるのです。分離さえできれば、うまく感情をコントロールできます。


追伸をつける

じつは、人が無意識のうちに最も深く読み、心に残ってしまうのが追伸部分です。

「追伸」や「最後になりましたが」の文章は、その人の本音が隠れているように思え、ぬくもりを感じ、相手との距離をぐっと近くすることができます。

これは、「人は達成された課題よりも、達成されなかったことや中断されていることのほうをよく覚えている」という「ツァイガルニク効果」という記憶の仕組みのためなのです。

追伸は、テレビドラマでいう「次回予告」のようなものです。本編よりも印象に残り、ワクワク感を高めます。

追伸には、自分が「伝えたい願望」や「行動させたいこと」をちりばめること。相手と仲良くなりたいときにはこの追伸が決定打になります。


「行動」よりも「結果」をイメージ

「終わった後に何が待っているか」をイメージすることです。 例えば、片づけなら、こざっぱりしたきれいな部屋で、いれたてのコーヒーを味わう時間を想像してみましょう。

同時に、「行動しなかった」場合のこともイメージします。 例えば、片づけをしないで、家でごろごろして余計なものを食べて、散らかったままの部屋があるだけ。など

リアルに想像してみると、先延ばしによって、これからずっと苦しみが続くことが理解できます。

行動した場合、行動しなかった場合の2パターンの結果を想像すると、すんなり行動できるのです。 そして、「行動」よりも「結果」をイメージすれば葛藤もなくなります


「○○したら、すぐに△△する」

何かを習慣化したいときに唱えるとっておきの呪文です。

「○○したら、すぐに△△する」というふうに、ある状況になったらこうする、という行動ルールを決めておくのです。

例えば、腹筋運動を1日に30回やろう!と決めたとします。しかし、これでは「腹筋をやらなくちゃ」と思ってもなかなか行動にまでもっていけません。 そんなときは「朝起きて、歯を磨いたらすぐに腹筋をする」と決めておくのです。

流れの中で実行するよう決めておくと、自動的に行動できるようになります。 するのか、しないのかと悩む労力がいらなくなるので、とてもスムーズに習慣づけられるというわけです。


「絶対に遅刻しない!」では遅刻する

人間は、「○○してはいけない」と考えるほど、その行動に引き寄せられてしまします。

ロンドン大学の実験では、「チョコについて考えてはいけない」という指示を受けたグループは、指示を受けなかったグループの倍量のチョコを食べたそうです。 つまり、「考えないようにしよう」と思うほど、そのことが気になり、結果的にたくさん食べてしまったのです。

人は感情をコントロールすることができない生き物です。コントロールできるのは行動だけ。だからこそ、禁止するよりも「実行したいこと」を目標にすべきなのです。

脳は否定を理解できないということですね。

この考え方は、日常の行動を変えたいときにも応用できます。

つい待ち合わせに遅れてしまう、という人が自分の行動を改善したいとき。 「遅刻は絶対にしない」という禁止のフレーズではなく、「絶対一番のりする」とか「ぴったり5分前に到着する」というような肯定の「行動目標」にします。ぴったり5分前、というようにゲーム性を持たせるときっと楽しくなりますよ。


「譲れないもの以外はいいや」

これは、常に、自分にとって重要なこと、優先順位が高いことを軸を置くということです。 その他のことに振り回されず、自分にとって大切なことに集中するのです。

楽しそうに生きている人、信頼されている人ほど、こだわりが少なく、いい意味でアバウトなんです。

人はどんなに感動しても、言葉にしないと忘れてしまう生き物です。 『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』の呪文をいいなと思ったら、ぜひ心の中にとどめるだけでなく、どんどん声に出してつぶやいてみてください。

とっても簡単です。何の道具もいらないし、わざわざ時間を作る必要もないのですから。


『一瞬で人生が変わる すっごい呪文』メンタリストDaiGo

自分の直感を大切にし、いざというときのために直感力をきたえる

直感って、結構あたっていると思いませんか? 私の経験上、結構直感って大事であり、正しいことが多いと思います。


何かを買うとき、一番最初に目にとまったものを最終的には購入してしまったり、何かの判断をするときなど、考えに考えた末の結果が、結局、直感の結果と同じになることが多いのです。

人は、常に「良い?悪い?」を感覚的に判断しています。 いろいろ選んで決めていますが、それは、最初に直感的に判断したあと、その直感が正しいかどうかをチェックしているだけなのです。


論理は、物事を整理して思考を助けてくれますが、論理から新しいものは生まれません。そこには直感や決意が必要なのです。

新しいことにチャレンジする場合などは、まず自分の直感を大切にし、信じてみましょう。



ただ、直感がいつも正しいとは限りません。直感力は、どうすれば鋭くなるのか? どうすれば直感力が働くのでしょうか?


「直感」に対するイメージは、アイデアや選択がパッと思い浮かんだり、ヒョンなときに気づくことなどですが、それは、日々の土台が重要になってきます。

何も知らない、わからないところからは直感は生まれません。

徹底して考え抜くことで、論理が磨かれ、感覚、直感が鋭くなってきます。論理を極めた時に、洞察力や直感力、大局観の世界が見えてくるのです。

単なる「勘」とはちょっと異なるのです。


そして、それは、追いつめられたとき、本当の直観力が働きます。 昔から「火事場の馬鹿力」と言いますが、直観力についても同じなんです。

どこにも退路が無く、追いつめられた状況のなかでこそ、なぜか最も鋭い直観力が働くのです。 逆にいうと、「覚悟を決めたとき」や「もうダメだ」というときこそ直感に頼ると良い結果を得やすいということです。



自分の直感を大切にし、いざというときのために、日々、直感力をきたえましょう。

意識改革に効果絶大な、クレド ラインナップ

会社が大きく変わる要因の8割は、「クレド」にあると言われています。 8割ってすごいですよね。


クレド」とはなんでしょうか?

クレドとは従業員が心がけるべき企業の信条のことで、会社の憲法のようなものです。

例を上げてみましょう。 「ザ・リッツ・カールトン」のものが有名です。 そもそも、クレドをはじめたのが「ザ・リッツ・カールトン」であると言われており、あまりにも効果的なので、様々な会社が取り組み始めているというのが現状です。


リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。

私たちは、お客様に心あたたまる、くつろいだ、そして洗練された雰囲気を常にお楽しみいただくために最高のパーソナル・サービスと施設を提供することをお約束します。

リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは感覚を満たすここちよさ、満ち足りた幸福感そしてお客様が言葉にされない願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心です。



Good & New」と同様に、クレドは社員や部員の意識改革を行うものです。

クレドは、「ザ・リッツ・カールトン」のようなものでよいし、もっと簡単なものでもよいです。 社員や部員にそうなってほしい、そう考えてほしいという内容を箇条書きで書き出すのです。

  • 毎日、大きな声で「おはよう」を言おう
  • 帰るときは、机の上をきれいにしよう
  • ミーティングは5分前に終わろう

といった簡単なものでもいいのです。



クレドの使い方

毎日、クレドに書かれた項目のうち、1つについて話し合います。先輩や上司が何度も言わなくてもわかるように、無意識に行動できるようにすることが目的です。

クレドは、当たり前の道徳、価値観を植えつけるためのものです。

単に、みんなでクレドを読み上げるだけでなく、その項目について自分の意見を言うことが大切です。 自分の感想や最近の体験について、他のメンバーと共有します。

単なる唱和とは異なり、自分の発言に対する他人の意見などで刺激が増え、脳へのフィードバック効果が得られます。


クレドを読んだあと、例えば、

「紳士淑女になるために、あなたはどんなことをしていますか?」

というような質問に対して話し合うことで、信条やサービス哲学に対して、みんなで理解を深めていくのです。これを「デイリーラインナップ」と呼ぶこともあります。


Good & New」と同じで、潜在意識に働きかけるのです。 口に出した行動原則にしたがって、無意識のうちに行動できるようになります。

洗脳といっても過言ではないかもしれません。逆の意味で少し怖いですね。



クレドは、「Good & New」と合わせて正しく使えば、効果は絶大です。 ぜひ、取り入れて、従業員やクラブなどの団結力や士気を高めてください。



参考:

「Good & New」で、同じ事実に対して自然に良い見方ができるようになる

マネージャーなどの管理職なら、「Good & New」をぜひ導入してみてください。

私の経験でも朝の立ちミーティングがあったことがあり「あ、これだったんだ!」と納得しました。 とても楽しんで同僚の話を聞いたり、自分の話をした記憶があります。

みんなとのコミュニケーションも、これのおかげで良好に保たれました。


神田昌典さんの『成功者の告白』という本で内容を知ったのですが、昔やっていたことが、どんな効果があったのかよくわかりました。



Good & New」のやり方

  • 毎朝など、定期的に集まる(立ったまま)
  • ボールを持っている人が、最近の良かった事、または、新しいことを話す
  • 話し終わったら、次の人にボールを渡す
  • 渡された人は、最近の良かった事、または、新しいことを話す


ボールを使わなくてもできますが、ボールを使うことで、積極的に話せるようになるようです。 ちなみに、私のときはボールはありませんでした。

ボールがなく、慣れていないと、下を向いたり、消極的になったり、当たり障りのないことを言ったりしてしまいます。 ボールを使うことで、リラックスして体が開いてきます。そして体が開くと感情も開いてくるのです。 ボールを持つことで、本音や本当に言いたいことが素直に出やすいという効果があるようです。



Good & New」は、アメリカの教育学者のピーター・クラインさんによってアイスブレイク、つまり組織やチームの活性化手法の1つとして開発されました。

Good & New」は、24時間以内の「良かったこと」もしくは「新しいこと」を発表し、内容に対して他のメンバーは質問したり拍手をします。


なぜ「Good & New」が良いのかというと、無意識に、潜在意識の中で良いことと新しいことを探している状態が創りだされるからです。

脳は、繰り返して行われる事を重要と判断します。「Good & New」が、重要な事として潜在意識の中で回り続けるのです。

すると、同じ事実に対して、自然に良い見方ができるようになります。 出来事のプラス面が見え、良いリフレーミングができるのです。

ちなみに、アドラー心理学では「意味づけ」という言葉を使っています。

個々人が、プラス方向に意識づけされると、組織やチームの活性化が促進されます。


1人「Good & New」もいいですね。日記やブログで習慣化すると、同様の効果が見込めます。


Good & New」ぜひ、おすすめです。


参考:『成功者の告白』神田昌典

人は理性で判断するよりも、感情で反応してしまう

人というものは、悲しいことに、相手が言ったことやしたことをあまり覚えていません。しかし、どう感じたかは忘れないのです。

人間関係において、「理屈よりも感情に訴えかけるとよい」ということで、逆にいうと「感情に流されやすいので気をつけましょう」ということです。


理性よりも感情に反応し、流されやすいという典型的な例が、集団、団体での洗脳があげられます。 あやしい宗教団体や物を売ったりすることだけではありません。広い意味ではTVコマーシャルもその一つと言えます。


大衆は理性で判断するよりも、感情や情緒で反応する」と言ったのは、なんと! ヒットラーです。

ヒットラーは、演説という言葉の力だけで、最強のリーダーになったのです。 巧みに人の心理、感情変化を利用したのです。

  • 演説は精神的に弱っている夕方にする
  • 遅れて登場し、じらす
  • スポットライトを浴びる
  • 分かりやすい言葉での演説
  • インパクトのあるジェスチャー
  • 抑揚により引き込む
  • けなしてから持ち上げる
  • 敵は悪、味方は正義
  • 単純なフレーズの繰り返し
  • 決まった掛け声での一体感
  • かっこいい制服での一体感


ヒットラーの言葉にも

  • 「わたしは間違っているが、世間はもっと間違っている」
  • 「偉大なうそつきは、偉大な魔術師だ」
  • 「人々が思考しないことは、政府にとっては幸いだ」
  • 「嘘を大声で、充分に時間を費やして語れば、人はそれを信じるようになる」


陶酔」という言葉が、一番しっくりくるのではないでしょうか

人は、集団であるがゆえに、潜在的に、まわりと合わせようとします。 麻薬のように快感、共感が極まり、大きなエネルギーに支配されてしまうのです。


これは、人間の弱点であり、コミュニケーション術でもあるのです。

このような仕組みが自分にもあることを自覚し、感情に支配されないようにするとともに、良い使い方でうまく活用することで、コミュニケーションを円滑にすることができます。



受け身においては、一旦深呼吸して、感情ではなく理性で思考し、逆に人に働きかけるときは、感情に訴えかけるようにするのです。

全てを理性的に判断していては疲れてしまいます。ときにはストレス解消として、映画など見て涙を流して感情にながされるのもありです。


攻めの場合、「感情に訴える」ということがよくわからないというのであれば、電車広告や雑誌の見出しを注意して見てみるとなんとなくわかってきます。

毎日読みたい365日の広告コピー』などもとても参考になります。

体験を持って、説得でもなく理解でもなく、納得させる

何かをやってもらったり、説得しなければならないことは、部下に仕事を任せたり、子供をしつけたり、仕事でも家庭でもいろんな場面で現れます。

自分が望んでいることや、望んでいる以上のことをやってもらうには、相手が納得しているかどうかに関わってくるのです。


理解してもらうだけではだめなのです。

簡単なもので、すぐ終わるようなものでしたら、やり方を聞いて、わかったらすぐその通り、言われたとおりやるのでよいと思いますが、少し複雑な作業や、その人に成長してもらいたいと思うのであれば、なぜそうゆうやり方をするのか納得させる必要があります。


料理で例えれば、

ただレシピどおり作れば、その料理は作れますが、いろいろ疑問を持つことです。

  • 「なぜ、大根は縦に切ると食感がシャキっとするのだろう?」
  • 「なんで関東と関西でだしが違うのだろう?」


納得するということは、

  • 「大根を縦に切ると繊維が壊れないからシャキッとするのか」
  • 「逆に、大根を横に輪切りにすると繊維が短く切れ、味がしみこみやすくなるんだな」
  • 「関東は硬水、関西は軟水、昆布は硬度があるとだしが取りにくい、だから関東はカツオなのか」

というように、1つがわかると、他にも応用が効くようになるのです。 「なぜ?、なぜ?、なぜ?」を追求するとより成長が望めるのです。


やり方だけが分かってもだめで「どうして?」「背景は?」「なんでそうするの?」と疑問をひもといてゆき、深い腹落ちをすることで、高い学びができるのです。



相手に納得してもらうためにはどうすればよいのでしょうか? まずは、イメージがしやすいように話す順番を意識しましょう。

自分の論理を中心に語るのではなく、相手が理解しやすいように、相手の最も知りたいことから、理解しやすい順序で、イメージしやすいように語ります。

また、相手と自分が全く同じ考え方をしているということはありえません。ですので、自分とは異なった価値基準を持つ人の思いや気持ちを考えながら、相手の立場に立って話していくという姿勢が大切です。


更に、言葉に重みを付けるには、体験することです。

経験だけにとどまっていて、それが体験でない人は、言葉に重みがありません。経験を体験に高めるには、物事を「主観的」にとらえるのです。


「経験」とは

  • 実際に見たり、聞いたり、行ったりすること
  • それによって得られた知識や技能などのこと
  • 経験は、その後にもずっと、自分のものとして積み重ねてゆくもの
  • 一般的、客観的である


「体験」とは

  • 自分で実際に見たり経験すること、また、その経験
  • 行為や内容より、自分で身をもって感じること
  • 体験は、その場限りで後に残すことを考えないもの
  • 個別 (特殊) 的、主観的である


納得して「腑に落ちる」ことが大事なんです。


参考: