最近は、ひと昔前に比べ共働き家庭が多くなってきています。 そうなると、当然ながら家事分担の問題がでてきます。


「いやいや、私達は結構うまく家事分担できているよ」という声も聞こえてきますが、本当にそうでしょうか?

超お金持ちの家庭は、家政婦さんを雇えばすみますが、一般的な家庭ではそうはいきません。


夫婦のお互いの本音を聞いてみましょう。

夫「たくさん家事やっているよ。しっかりと家事分担できてるよ。俺が稼いでやっているんだし」
妻「言わないとやってくれない。もう少しがんばってほしい。家事に対して当事者意識がない」


夫が優しく妻に「手伝うよ」と言う場合があります。 しかし、その潜在意識には「家事は妻の仕事であり、その一部をやってあげている」という気持ちがあるのではないでしょうか。

勝手に本音を書いてしまいましたが、夫婦で行き違っていることは、少なからずあると思います。

そこで、「お手伝い」から「シェア」へ意識改革が必要なんです。



家事を楽しくWinWinに分担する3つのコツがあります。


3つのコツをご紹介するまえに「トムソーヤの冒険」の話を思い出してください。

いたずらの罰で、トムがで長い壁にペンキ塗りをするはめになってしまいました。 トムは、いやいやペンキを塗っていたのですが、いいアイデアを思いつきます。

トムは、とっても楽しそうにペンキ塗りをし始めました。すると、他の人々もペンキを塗りたくてたまらなくなり、大勢の人が代わりにペンキを塗ってくれました。


仕事に価値づけを行うことで、楽しく、しかも楽にすることができます。どんな仕事も考え方1つということです。「三人のレンガ職人」のお話も同じですね。

参考:gogoGrandSmile: 物事に対してよい意味付けをすれば、やる気や幸福感を得られる



さて、家事を楽しくWinWinに分担するコツは以下の3つになります。

  • いいものを使う
  • 相手の家事に文句を言わない、ダメ出ししない、感謝する
  • 相手が家事をやっている時は、自分も家事を行う


いいものを使う

例えば、料理をする場合は、こだわりの包丁を使ったり、掃除をする時はダイソンの掃除機を使ったり、普段とは違う自分を、演出できるようにするのです。気持ちを高ぶらせ、気分良く家事をするためです。


相手の家事に文句を言わない、ダメ出ししない、感謝する

せっかく、洗濯物を干したのに「こんなほし方じゃだめじゃない、パンツは内側、ハンカチは両端を止める」といった文句やダメ出しをされたら、もうやりたくなくなりますよね。

ここは、まず感謝をしてからアドバイスをするのです。
「ありがとう! 次からはこうゆうふうに干してくれるとうれしいな」


相手が家事をやっている時は、自分も家事を行おう

食べ終わった食器を一生懸命洗っているに、リビングで寝っころんでテレビを見て大笑いされたらどうでしょうか? いやですよね。せめて洗濯物をたたみながらテレビを見るなど、相手の気持ちを考えて行動しましょう。



家事を楽しくWinWinに分担する3つのコツでしたが、「トムソーヤの冒険」のように「家事は楽しいんだよ、いっしょにやろう」という雰囲気を作り、夫婦だけでなく子どもにもやってもらえるといいですね。



そもそも、家事とは?

実は、ほとんどの仕事は元に戻す作業なのです。何かを使ったり汚したりしたら、きれいにし、元に戻すということなのです。

そうであれば、家事を減らす工夫もできます。

使ったコップをテーブルに置きっぱなしにせず、すぐ洗う。髪の毛やゴミクズを見つけたら、すぐゴミ箱に捨てる。脱いだ服はすぐたたむ。どれも簡単なことですね。


最後に、家事が一段落したら、ダブルスの試合で勝ったときのように、ハイタッチをしてみましょう!。気分がとってもいいですよ。



PanasonicのCMからヒントを得た記事でした。 家電メーカーであるPanasonicは、食洗機やロボット掃除機のようなハイテク家電に家事をまかせてしまえというCMなのでしょう。


Panasonicからの引用です。

たとえば、お洗濯やお掃除を家電にまかせて、昼間は仕事に集中する。 食器洗いを家電にまかせて、夜は家族だんらんの時間をつくる。 家事のわずらわしさから自由になることで、家族にちょっとしたゆとりが生まれたら。 パナソニックの家電は、共働き夫婦を支えるもうひとりのパートナーです。


参考



最後にもう一度。家事を楽しくWinWinに分担する3つのコツです。

  • いいものを使う
  • 相手の家事に文句を言わない、ダメ出ししない、感謝する
  • 相手が家事をやっている時は、自分も家事を行う


ハイタッチ!

2017/11/07