一般的に、集中すると効率がよく、より良いものが生まれます。

悪い意味で「凝りすぎ」「没頭(ゲームなど)」「周りへの配慮の欠如」などいろいろありますが、すぐに集中できるスキルは持っていたほうがよいですね。


自分が集中できた時を思い出してください。 学生でしたら「夏休みの最後の1日」、社会人でしたら「プレゼンの前日」など、〆切間近の期間は嫌でも集中しますよね。

ウルトラマンも、3分間のカラータイマーが鳴りだしてからが勝負ですね。


人間は楽することが大好きなので、時間がたくさんあるとのんびりしてしまい、時間が少ないと集中できます。 「時間があまりないから、やらなくちゃ」という焦りが集中力を生みます。 この〆切効果により、最初の取りかかりと最後の〆切間近はやる気や集中力が高まるのです。


集中できる持続時間が仮に5分だとします。最初の5分と最後の5分は集中できたとすると、

  • 時間が1時間ある場合は、頭とお尻で10分集中できるので、効率は10/60=1/6 = 17.7%
  • 時間が15分しかない場合は、頭とお尻で10分集中できるので、効率は10/15=2/3 = 66.7%

15分や30分の時間といえば、スキマ時間ですね。 電車の通学通勤中に、単語を覚えたり本を読んだりするのは理にかなっているということです。



さらに、集中するためのアイテムを決めておくと、集中力のスイッチが入りやすくなります。

人によって落ち着くアイテムがあると思います。寝る時にぬいぐるみを持っていくのと同じように、集中するためのアイテムがあると頭をすぐに切り替えることができます。

  • スタバのコーヒーの香り
  • ベレー帽をかぶる
  • ネクタイをキュッと締め直す
  • 「さてと」と言う
  • 計画をたてる
  • リュックを棚に置く
  • ベータカプセルを取り出す
  • メガネで変身する
  • カラータイマーが鳴り出す

後半はウルトラマンネタですが、自分が変身できるアイテムや仕草を持つとよいということです。



集中力変身アイテムで一気にスイッチを入れ、集中効率の高いスキマ時間を大いに活用しましょう。


参考:一週間だけ、それだけに集中すると驚くべき効果がでる「期間限定一点集中法」

2017/02/27