口を開けると文句しか出てこない。 特に家族間では感謝の言葉を発することはあまり無いですよね。

文句を言われた相手は、売り言葉に買い言葉で応戦してしまいます。 これでは、悪循環に陥ってしまい、なかなか良い関係に戻れません。


母「ランドセルはすぐにしまいなさい!」
子「ママだって、前にバッグ置きっぱなしだったじゃない」
母「。。。 パパもパジャマ脱ぎっぱなしにしない!」

過去にさかのぼったり、関係ないパパまで巻き込まれたりしてしまいます。



いつも文句を言っていると、感謝したり褒めるのはちょっと照れくさいし、なかなか口から出てきませんよね。そんな時に良い方法があります。

直接ほめたり感謝するのではなく、間接的に褒めるのです。


母「お父さんに感謝しないといけないよ」
子「え、なんで?」
母「お父さんがランドセルしまってくれたよ」
子「お父さん、ありがとう!」

この間接褒めの良い所は、母も遠回しで父を褒めているところです。 つまり、母も子も父も全員、良い気分になるのです。WinWinWinが成り立ちます。

さらに、流行語のように間接褒めを流行らせ、習慣化されれば、自然に感謝できるようになり、好循環が生まれます。

感謝するためには、先に、必ずお手伝いや良い行いが存在します。相手が欲している事を先回りして行えばこの間接褒めが成立するのです。


ぜひ、自分から間接褒めを使ってみてください。 そして家族内ではやらせてください。

その先には、家族の良い関係良い絆が待っています。

2016/09/07