病気の人に、「病は気からだよ」と言っても、 そう簡単に、気持ちを切り替えられません。

また、元気がないときや、自信が持てない時に、 「頑張れ」、「元気をだせよ」と言っても、 同じように、そう簡単に気持ちを切り替えることはできないのです。

 

 

元気がないときや、自分に自信が持てるようになるには、 どうすればよいのでしょうか。

それは、自分をだましてしまえばよいのです。

 

能動的な働きかけが難しいから、元気がなく、なかなか自信が持てないのです。

気持ちを変えようとするのではなく、人間の脳の潜在意識の力を借りて、 自然に気持ちを変えてもらうようにし向けるのです。

 

目標や計画したことを達成可能なものにして、自信を深めるという方法もありますが、 以前の記事にあるように、輝くイメージをもち、自分を好きになる事もとても有効です。

gogoGrandSmile: 常に、自分が輝いていることを意識する

 

今回は、心の持ち方を直接変えるのではなく、体に心を変えてもらう方法です。

 

 

胸を張って、早歩きで、大声を出している人を想像してみてください。 積極的で、自信があり、元気な感じですよね。

猫背で、トボトボ歩き、小声で話す人を想像してみてください。 消極的で、元気がなく、自信もなさそうですね。

 

これなんです。気持ちから態度が変わりますが、 逆に、態度から気持ちも変えることができるのです。

自信を持ちたいとき、元気が欲しいとき、 胸を張って、大股で早歩きをし、人と話すときは、少し大きめの声を出してみましょう。 相手に与える印象も変わりますが、自分自身の心も変わっていくのです。

「Yes!」と言いながらガッツポーズを作って、寂しい悲しい気持ちになるのは、難しいですよね。

 

人の脳の潜在意識は、過去も未来も無いのです。 以前どうだったかはどうでもよいのです。

自分自身をだますこと。つまりハッタリをかけることです。

初めは、誰でも実績がなく、自信もありません。 脳をだまし続けていると、やがてそのハッタリが本物になります

脳は、ハッタリという嘘と現実の矛盾を嫌うので、 徐々に無意識にハッタリに近づいてゆくのです。

 

例えば、警察官の服を着たらどうなるでしょうか? 人は制服のとおりの人間になってゆくのです。

過去さまざまな実験を繰り返し、服装や権威が人の意識に影響を与える事が実証されています。

 

胸を張って歩くのも難しいのであれば、 自分に自信の持てる服や装飾品を身につけましょう。

行動や言動も変わってくる自分に気がつくはずです。

 

 

元気がないときや、自信を取り戻したいときは、 気持ちを変えようとするのではなく、外観や振る舞いを変えるのです。

 

理想の自分を演じきりましょう!

2014/10/07