ゆでガエル」の話は知っていますか?
まわりの変化に対応することの
大事さを説いたお話です。

 

 

「ゆでガエル」の話

生きているカエルを、水が入ったなべにいれました。
カエルは、気持ちよさそうにしています。

そのなべを、ガスコンロに置き、
弱火で少しずつ温めました。

水は、少しずつお湯になっていきました。
カエルは、水がお湯になっていることに
気づきませんでした。

カエルは、逃げることもなく、
ゆで上がってしまいました。

 

 

いかがでしょうか?

バブル崩壊が良い例だと思います。

ドコモも、iPhone対応という
変化を受け入れることができず
契約数が伸び悩んでいます。

世の中、単に強い人や賢い人が成功するのではなく、
変化に対応できる人が成功するのです。

 

「ゆでガエル」の教訓としては、

小さな変化に気づかず、
チャンスを逃してしまうこと

最も大きなリスクは、
リスクのない人生を送ろうとすること

最も愚かなことは、同じことをやり続けて、
違う結果を期待すること

 

 

今回は「ゆでガエル」について、
ちょっと論文調で書いてみました。

 

蛙というのは不思議な性質を持っている動物だ。
本当にこんなに、おマヌケなのか。
今度機会があったらぜひ試してみたい。

よくよく考えてみると、
人ごとではないのではないか。
このような事は周りを見渡してみれば、
たくさん溢れかえっている。

例えば、バブル崩壊などとてもいい例だ。
経済の破綻にきずかず、どんどん投資をし、
気づいた時にはもう手遅れに

 

本人が気がつかないうちに、
どんどん周りの環境が変化し、
ふと、気づいた時にはどうにも
身動きが取れなくなってしまっている。

一人、ぽつんと取り残されてしまうのだ。

 

しかし、人間は蛙とは違う。
人間は考える事ができ、
なぜそうなってしまったのか。

そうならないようにするには
どうすれば良いかを考えられるのである。

 

答えは簡単である。
原因は、自分だけを見、
自己中心になって、
自分の周りで起こっている事に
気がつかないでいることにある。

また、ぬるま湯につかって、
心地よい加減を楽しんでしまって、
周りの変化を感じる事をサボっているのである。

周りの動きや環境に常に関心を持ち、
それに対して反応し、
適切に対応していけばいいのである。

 

具体的にどうすればよいか?。
全くの初めは、
周りも変化がないわけで対応しようがない。

先ずは目標を立て、
それに向かって、計画を立てることをする。
目標を置くことで自分のターゲットが明確になり、
計画を立てることで、
とり残されることはなくなる!?。

しかしながら、計画はあくまでも計画であり、
予定でしかない。

仕事が進むに連れて
計画どうり行かないことは日常茶飯事で、
計画、目標は、
臨機応変に適切に変えてゆかなければいけない。

このとき大事なのは、自分だけを見るのではなく、
周りの動きや環境をよく見る事である。
アンテナを高く置く事が大事なのである。
これをしなければまた、あの蛙に逆戻りである。

 

本当にこれだけでいいのか。
さすがにあの蛙にはならないで済むかもしれない。
しかしここは一歩進めて考えてみよう。

細かな目標を立て、
それについての計画も完璧だ。
客観的にも自分を見つめ直し、
周りの動きや環境の変化にも注意し、
計画、目標をそれに合わせて修正した。

 

ところで、先にも述べたように人間は考える動物である。
そう、これから先どうなるか
予測する事ができるのである。

しかもアンテナを高く張っているので、
周りの環境を考慮し適切な予測ができるのである。
はずれたらまた修正するまでである。

 

つまり、周囲の現時点の静的な事柄ではなく、
環境の変化や流れという動的要素を捕え、
これから起こるであろう事を
予測し続ける事が大切である。

そして、常に敏感に反応し
適切に修正し続けるのである。

これで、あのお間抜けな蛙には
ならないですみそうである。

2013/06/27