子どもが、落ち着いた素直な子どもに育つためには、
やはり、親との会話が不可欠です。

 

子どもをどうやって育てればよいのか難しいですね。
迷った場合は、自分に置き換えて考えてみると、
何かしらのヒントや答えが見つかります。

 

自分が子どものときは、どうやって育てられたのか?
楽しかった思い出を、思い出してみてください。

お父さんと手をつないで、近くの草むらで、
一緒に、たくさんの虫をとった。
お父さんに、高い高いをしてもらった。

もう少し大人になると、
ゆっくり話を聞いてくれた。
一緒に悩んでくれた。

人それぞれ、いろいろだと思います。

 

ゆっくり」という言葉に注目してみましょう。
なんだかとても、心地よく、安心感があるイメージですよね。

 

子どもが、落ち着いた良い子に育つためには、
ゆっくりと、話しを聞いてあげて、
ゆっくりと、答えてあげる事が大事だと思います。

ゆっくりと受け答えすることは、
小さい子どもの頃は、もちろん大事ですが、
中学生の不安定な時や、
高校生、大学生、社会人になっても
一生続けてあげる事です。

 

私の友達には、
今でも、母がゆっくり話を聞いてくれる事が、
心のバランスをとってくれていると、感じているそうです。

ゆっくり」とは、少し離れてしまいますが、
私は、親と会話をすることが少なく、
だいたい、メールでやり取りをしています。
メールなどの何気ない言葉に、
母の愛情を感じることがあります。

 

 

子どもと、ゆっくりと話をするということを、
いつまでも続けていくことによって、

いつしか、自分の子どもが、親になったとき、
子どもの話をゆっくりと聞いて、
共感してあげる事のできる大人に成長すると思います。

 

ゆっくり」というイメージを大切にしてください。

 

 

  ありがとうございました。

2012/04/12